【日々のみことば】10月25日

苦しみの中でも

 私のたましいに言ってください。
  「わたしがあなたの救いだ」と。
              詩篇35:3

主の助けを祈り、自分の敵に対して、
報いを求める詩篇の記者。
心にあることを包み隠すことなく、
主に語るところに驚きを覚える。

苦しみの中でも、じっと耐え、
時が過ぎるのを待つ私。
それに対して、詩篇の記者は
敵が滅びるようにと祈ります。

あ~ここまで素直に祈れたら、
どれほど大きな恵みだろうか。
しかも詩篇の記者は
恨み辛みを言うだけでなく、
9,18節で主を賛美し、感謝し、
喜んでいます。

にわかに考えられないことですが、
素直に祈り続けるときに、
試練の中でも賛美が出てくるのでしょう。
もっともっと大胆に自分の心を隠すことなく、
祈って良いのだと教えられる詩篇です。

父よ、当たり障りのないことを祈っていた私でした。
 主よ、私に素直な心、あなたに包み隠すことなく
祈る心を与えてください。

【日々のみことば】10月24日

霊の砕かれた者

 主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ
  霊の砕かれた者を救われる。
              詩篇34:18

ダビデはガテの王アキシュの前で
自分を守るために頭がおかしくなったように
振る舞った。
それによって助かったのだが、
ダビデは自分の行いが成功したとは言わない。
主が救い出し、助けてくださったと、
繰り返して告白する。

また試練の中で、ダビデは
主がいつくしみ深い方であることを、
味わい知るのです。
それだけではありません。
プライドが砕かれ、小さくされた自分の近くに
主がおられたことを告白するのです。

私たちもプライドが砕かれる経験をします。
そんな時にも主は私たちとともにいてくださり、
小さく弱くされた私たちを
大いなる御手をもって助け出してくださるのです。
この主の確かな助けがあるから、
何一つ欠けることがありません。

父よ、あなたはプライドが砕かれ、小さくされた
 私たちの助けであることを心から信じます。

【日々のみことば】10月23日

主が目を注がれる

 主は 天から目を注ぎ
  人の子らをすべてご覧になる。
            詩篇33:13

主がこの世を造られた。
そして私たちの心を形作られた。
だから私たちの心は主の前に明らか。
また私たちの身勝手な思いは砕かれ、
主のみこころだけがとこしえに立つ。

主の目は私たちに注がれ、
主が私たちに目を留めてくださることを
忘れやすい私たち。
主は私たちを生かし続けるために、
私たちの心を見守り、
私たちを助けてくださる。
この主を待ち望む私たちは幸いである。

父よ、あなたが私たちを造り、
 目を留め、生かしてくださることを感謝します。

【日々のみことば】10月22日

罪を告白する

 「私は背きを主に告白しよう」と。
  すると あなたは私の罪のとがめを
 赦してくださいました。
               詩篇32:5

悔い改めの詩篇の一つ。
ダビデは自分の罪を正直に主に告白する。
そうすると主の平安と赦しに満たされる。
主への正しさは隠さないこと。

私たちはすぐに自分を偽り、隠してしまう。
それが自分を苦しめ、主を見えなくさせる。
だから主に隠さず、偽らず、
主の前に正直でありたい。

父よ、私たちがあなたの前に
 正直でありますように。
あなたの豊かな赦しに心から感謝します。

【日々のみことば】10月21日

私の時は御手の中に

 私の時は御手の中にあります。
  私を救い出してください。
               詩篇31:15


ダビデは祈りの中で、いつも葛藤している。
主が救い、贖いだしてくださると告白しながら、
主のあわれみを求める。
苦しみや絶え間ない攻撃の中で、
ダビデは疲れ切って、衰えてしまう。

それでも彼は「あなたこそ私の神です」と
告白し、主の助けを待ち望む。
主に忘れられたかのような状況においても、
主が自分の祈り、叫びを聞いて下さると、
心から信じ、主に信頼する。

私たちの歩みも、苦しみの中で、
主に叫ぶことが多い。
「主よ・・・」とことばが続かない時もある。
けれど私たちの時はいつも御手の中です。
主の守りがあります。
だからこそ今日も立ち上がることができるのです。

父よ、私たちの時はあなたの御手の中です。
 主よ、今日も私たちの叫びに応えてください。

【日々のみことば】10月20日

嘆きを踊りに

 あなたは私のために 
  嘆きを踊りに変えてくださいました。
 私の粗布を解き 
  喜びをまとわせてくださいました。
               詩篇30:11


ダビデは常に主を求めている。
御怒りを受けているような辛い苦しい経験のときも
主のあわれみを待ち望み、決して黙らない。
それは主が彼の救い、助けであったから。

嘆きを踊りに、粗布を解き、喜びに変えられるとは、
何と大きな恵みだろう。
苦しみ、孤独、恐れの中に、
主がともにおられ、あわれんでくださるという
平安、安心がダビデを包んでいる。

私たちも涙するときがある。
嘆いて、恐れるときがある。
迷い悩むときがある。
そんな私たちの涙、嘆き、恐れ、悩みを
全て知ってくださる主は
私たちの叫び、声にならない祈りを聞いて、
あわれんでくださる。

父よ、悩み多き私です。
 涙の時、あわれんでくださるのは
あなたしかおられません。
 どうか私の助けとなり、
私によろこびをまとわせてください。

【日々のみことば】10月19日

主に帰せよ

主なる神様に全てのものを
帰せよと賛美する。
すぐに自分の栄光を求める私たち。
主が力を与えられ、平安をもって
祝福されているのに、
自分を誇ってしまう。

だからこそ私たちは意識的に
主に帰することが大切。
そして主イエス様の血潮によって
きよめられた私たちは、
いつも主の御前に自らの罪・悪を告白し、
聖なる装いをして
ひれ伏すことが求められている。

父よ、すべての栄光をあなたにお返しします。
 私たちがいつもあなたの前に素直に
自らの罪を言い表し、
 あなたの前にきよいものとさせてください。

 御名の栄光を主に帰せよ。
  聖なる装いをして主にひれ伏せ。
               詩篇29:2