聖書箇所：ガラテヤ書2章15-21節
タイトル：御子に対する信仰

信仰によって生きる［ガラテヤ3：1－9］

ですから、信仰によって生きる人々が、
　信仰の人アブラハムとともに
祝福を受けるのです。
　　　　　　　　　　　　　　ガラテヤ3：9

パウロは律法の行いを誇るガラテヤの
クリスチャンたちを痛烈に非難します。
彼らが御霊を受けたのは、
律法を行ったからかと問うのです。

パウロは信仰をもって聞いたから
御霊が与えられ、義と認められたと
はっきり語ります。

そしてユダヤ人、異邦人の区別なく、
信仰によって生きる人たちが、
アブラハムとともに祝福を受けると告げ、
ユダヤ人の選民意識を砕くのです。

私たちもまた主の恵みのゆえに、
信仰によって生きる者とされています。
みことばに信頼し、主なる神様に
ゆだねて生きることがゆるされているのです。

この恵みを今日一日、思い巡らしてまいりましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
　父よ、あなたの恵みのゆえに
私たちを信仰によって生かしてくださり、
　感謝します。

＊聖書箇所は「日々のみことば」
　　　（日々のみことば出版委員会）にもとづいています。

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福音の真理に向かって［ガラテヤ2：11－21］

彼らが福音の真理に向かって
　まっすぐに歩んでいないのを見て、･･･
　　　　　　　　　　　　　　ガラテヤ2：14

パウロはアンティオキアに来たペテロが
最初は異邦人との交わりを喜んでいたのに、
エルサレム教会の人たちが来たときから、
異邦人を避けたのを非難します。

ペテロは恐らく自己保身に走ったのでしょう。
でもペテロの行動は福音の真理に向かって
まっすぐに歩んではいなかったのです。
私たちもすぐに自分を守ろうとします。

福音の真理を捨てしまう弱さがあるのです。
だからこそいつも福音の真理に向かって
キリストを見上げて歩んでいきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
　父よ、福音の真理に向かってまっすぐに歩めますように。

＊聖書箇所は「日々のみことば」
　　　（日々のみことば出版委員会）にもとづいています。

キリスト者の自由［ガラテヤ2：1－10］

･･･彼らは私たちを奴隷にしようとして、
　キリスト・イエスにあって私たちが
持っている自由を狙って、
　忍び込んでいたのです。
　　　　　　　　　　　　　　ガラテヤ2：4

パウロはエルサレムで偽兄弟たち、
すなわち律法の行いを強調する者たちに
屈服することはありませんでした。
再び奴隷に戻るのではなく、
キリストにある自由を堅く保ったのです。

私たちはキリストにあって
奴隷状態から解放されました。
私たちに自由を得させてくださるために、
主は私たちを解放してくださったのです。

もう何にも縛られることはありません。
しかし私たちの自由は
いつも狙われているのです。
ですからいつでも福音の真理に戻りましょう。

そしてキリストにあって堅く立ち、
再び奴隷のくびきを
負わされないように
ご一緒に祈っていくことができたら幸いです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
　父よ、キリストにあって自由を与えてくださり、
ありがとうございます。

＊聖書箇所は「日々のみことば」
　　　（日々のみことば出版委員会）にもとづいています。

パウロの召し［ガラテヤ1：11－24］

しかし、母の胎にあるときから
　私を選び出し、
恵みをもって召してくださった神が、
　　　　　　　　　　　　　　ガラテヤ1：15

パウロは自分が宣べ伝えている
キリストの福音は、人の言い伝えや
教えによるのではないと
はっきり語っています。

キリストの啓示によって
受けたのだと。
それも彼の努力や熱心さによるのではなく
主の選びと恵みによると告白します。

パウロはかつて主に敵対して、
主の教会を迫害したのです。
けれどダマスコ途上で
主が彼に現れてくださいました。

そして彼の頑なさは砕かれ、
異邦人の使徒として召されたのです。

私たちもかつては主に敵対する者でした。
けれど主は私たちを生まれる前から選び出し、
恵みをもって救いに預かる者として
召してくださっていたのです。

これは主の豊かなあわれみにほかなりません。
このあわれみを私たちの周りの人たちが聞いて、
私たちのことで主をあがめることができたら、
何と幸いでしょうか。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
　父よ、恵みをもって召してくださり、ありがとうございます。

＊聖書箇所は「日々のみことば」
　　　（日々のみことば出版委員会）にもとづいています。

ニュースレター2021年9月号が発行されました。
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パウロの驚き［ガラテヤ1：1－10］

私は驚いています。あなたがたが、
　キリストの恵みによって自分たちを
召してくださった方から、
　このように急に離れて、
ほかの福音に移って行くことに。
　　　　　　　　　　　　　　ガラテヤ1：6

今日からガラテヤ人への手紙です。
パウロはガラテヤのクリスチャンたちが
キリストの恵みによって召してくださった
父なる神様から急に離れて行くことに
驚いています。

彼らは他の福音に移っていくのです。
けれどパウロは当たり前のことですが、
キリストの福音の他に、
別の福音があるわけではないとします。

この別の福音とは何であるか、
ガラテヤ書を読んでいくと
分かりますが、行いによって
自分の救いを完成させるように
説く教えのことでしょう。

私たちも注意していないと、
すぐにキリストの福音から離れて、
自分勝手な考えに支配されてしまいます。
いつも自らを吟味して、
みことばに聞き続けていけたら幸いです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
　父よ、私たちがキリストの福音から
離れることがありませんように。

＊聖書箇所は「日々のみことば」
　　　（日々のみことば出版委員会）にもとづいています。