主が渡してくださったなら[士師記11:1-11]
主が彼らを私に渡してくださったなら、
私はあなたがたのかしらとなろう。
士師記11:9
エフタは父の家から追い出されます。
けれどアンモン人によって
ギルアデ人たちが苦しんだとき、
彼に助けを求めるのです。
とても勝手な願いに感じますが、
エフタは聞き入れます。
しかし彼は自分を誇るのではなく、
主なる神様が勝利を与えてくれると、
主を指し示すのです。
これを聞いたギルアデ人たちは、
「主が私たちの間の証人である」と
告白します。
一人のリーダーによって、
ギルアデ人は主に立ち返るのです。
人が自分にした悪に報いるのではなく、
主を証ししていくとき、
私たちの周りの人たちも、
主を知り、主の真実さに
委ねることができるでしょう。
今日も一日、主を証しして、
主の栄光が私たちを通して、
現わされますように。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
主よ、あなたにすべてを委ねて、
あなたの真実さを証する者とさせてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
イスラエルの苦痛を見られる主[士師記10:1-18]
彼らが自分たちのうちから
異国の神々を取り去って
主に仕えたので、
主はイスラエルの苦痛を
見るに忍びなくなられた。
士師記10:16
主を捨て、偶像礼拝を続ける
イスラエルの民。
そのために主のわざわいが
彼らを襲います。
その時、彼らは主に
叫び求めるのです。
自らの罪を求め、
主の救いを願います。
それに対して主は
「救わない」と答えられるのです。
一瞬彼らを見放される主なる神様。
でも彼らを永久に見捨てられません。
悔い改める彼らが
苦痛を味わうのを見て、
忍びなくなられるのです。
そして彼らを救ってくださいました。
主は救ってくださるお方。
本当に悪に傾きやすい私たちを
一瞬放っておられることがあるとしても、
そのままにされません。
悔い改めるなら、主はあわれんで
私たちを救おう、助けようと
立ち上がってくださるのです。
この主のあわれみのゆえに
今、私たちは生かされています。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
主よ、あなたのあわれみ深さを心から感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
悪の報い[士師記9:46-57]
その悪の報いを彼に返された。
士師記9:56
アビメレクは自らの悪の
報いを受けます。
自分の蒔いた種を
刈り取ることになるのです。
また彼の死を誰も
悲しむことがありません。
一人ひとり自分のところへ
帰ります。
空しさと絶望感が
彼らの中にあったことでしょう。
また彼らは誰も主のもとに
帰らないのです。
それが士師の時代のイスラエルの民。
リーダーも、人々も、
主の道を歩むことができず、
自らの道を行きます。
私たちはどうでしょうか。
色々なことに失望し、疲れ、
自らの道を行くことはないでしょうか。
私たちはいつでも
道であり、真理であり、いのちである
イエス様の道を
歩み続けることができたら幸いです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
主よ、自らの道を捨て、
主の道を歩むことができるよう、導いてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
聖書箇所:ヨハネの手紙第一3章18-24節
タイトル:愛に生きる
そこに塩をまいた[士師記9:22-45]
彼は町を破壊して、
そこに塩をまいた。
士師記9:45
アビメレクは自分の身内の
シェケムの人たちから
裏切られます。
そして彼らと戦うのです。
その戦いで勝利した
アビメレクは町を破壊し、
そこに塩をまきます。
これはその土地を清めると
いう意味ではないようです。
シェケムが不毛で、
人の住めない土地になったということです。
アビメレクはシェケムの裏切りに報いるために、
この土地をのろったのでしょう。
どこまでも自分勝手なアビメレク。
そんな彼に主は9章後半で、
さばきをくだされるのです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
主よ、私たちもアビメレクのように身勝手な
行いをすることがあります。
どうかあわれんでくださり、
あなたの道を歩むことができますように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
9時30分より ”イズミンキッズ”
10時30分より ”主日礼拝” が持たれます。
*YouTubeでのライブ配信もします。
→ こちらよりご参加ください。
誠意と真心をもって[士師記9:7-21]
今、あなたがたは誠意と
真心をもって行動して、
アビメレクを王にしたのか。
士師記9:16
ギデオンの末の息子ヨタムは
イスラエルの民に、
誠意と真心をもって
アビメレクを王にしたのかと
問いかけます。
彼らは自分たちの身内というだけで、
アビメレクを王にしたのです。
自分たちの利益のために。
主のことなど全く考えていませんでした。
私たちの選択、行動はどうでしょうか。
誠意と真心をもってのものでしょうか。
常に主に聞き、主の喜ばれることを
選び取って行くことが出来たら幸いです。
それこそ私たちにとっても喜びだからです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
主よ、何事も誠意と真心をもって
行うことができますように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
アビメレクの策略[士師記9:1-6]
彼らの心はアビメレクに傾いた。
士師記9:3
ギデオンが自分の息子たちが
イスラエルを治めないと言った
意味がアビメレクの策略を見ると
よく分かります。
アビメレクは自分の身内を
味方につけて、
自分の兄弟たちを
ことごとく抹殺するのです。
そして彼はイスラエルを治めます。
アビメレクはギデオンのように
主が治めるとは考えないのです。
自分の力を誇示します。
彼はギデオンの謙遜さと
ギデオンに与えられた主の力を
実際に見ていたはずですが、
アビメレクの心は
主から完全に離れていたのです。
アビメレクのように人の心を
盗んでしまうことがあります。
自分の味方について、
同調してもらおうとするのです。
それは自分を誇り、
自分を立てようとするとき。
そこに主はいません。
そうならないために
いつでも主が私たちの主であることを
忘れないようにしたいものです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
主よ、自分を良く見せて、
人の心を盗むことがありませんように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
主が治める[士師記8:22-35]
「私はあなたがたを治めません。
また、私の息子も治めません。
主があなたがたを治められます。」
士師記8:23
イスラエル人はミディアン人に勝利した後、
ギデオンと彼の家系が
自分たちを治めて欲しいと願います。
それをギデオンは否定するのです。
それはギデオンが自分の力で
勝利したのではないと知っていたからです。
彼の力の源は主なる神様。
だから「主があなたがたを治められます」
とはっきり告げるのです。
さらにギデオンが死ぬと、
イスラエル人はまたも主を忘れ、
主の前に悪を行うのです。
これが人間の罪の本質。
私たちもイエス様がいなければ、
イエス様が私たちの救い主、
助け主でなければ、
すぐに悪に戻ってしまいます。
このような悪に傾く
私たちのために主はいつも
とりなし、祈っていてくださるのです。
この大きな恵みを心から感謝します。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
主よ、あなたが私たちを治め、
導いてくださることを感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
主が私の手に[士師記8:1-21]
「そういうことなら、主が私の手に・・・」
士師記8:7
ギデオンの部隊がミディアン人との
戦いに主にあって勝利すると、
エフライムの人々は、
彼を責めます。
自分たちになぜ声をかけて、
いっしょに戦おうとしなかったのかと。
それに対してギデオンは、
彼らの利益を伝え、
彼らの怒りを静めるのです。
またミディアン人に完全に
勝利するために、
追撃を続けるギデオンですが、
周りの国々は全く協力してくれません。
一つのパンもくれないのです。
それでも彼は主にあって
安心しきったミディアン人に
勝利します。
助けが欲しいときに、
助けが与えられないときがあります。
理解して欲しいときに
理解が得られないときがあるのです。
でも主はいつも一番の
理解者であり、助け手です。
この主に信頼する私たちは、
必ず主にあってすべての困難に
打ち勝つことができるのです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
主よ、あなたは私たちの一番の理解者、
助け手であることを信じます。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。