【日々のみことば】2月28日

全き心で牧し[詩篇 78:56-72]

彼は 全き心で彼らを牧し 
 英知の手で彼らを導いた。
           詩篇78:72

イスラエルの民が主に
逆らい続ける中、
主はダビデを王として召され、
彼は彼らを牧するのです。

このダビデの家系から
全き王であり、良い牧者である
イエス様が誕生されます。

イエス様は全き心で
傷つき、さまよえる羊を牧し、
導いてくださったのです。

そして主イエス様は私たちの
良い牧者として今も私たちを
牧して、導き続けてくださいます。

時に、主から離れ、さまよう
私たちを父なる神様のもとに
引き戻してくださるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、イエス様が私たちの良い牧者として
導いてくださることを心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月27日

心を痛められる主[詩篇 78:34-55]

彼らは繰り返し神を試み 
イスラエルの聖なる方の心を痛めた。
            詩篇78:41

主のさばきを経験し、多くの者が
神様に立ち返り、主を求めます。
主なる神様を思い出すのです。
けれど彼らは完全に悔い改めていません。

しかし神様はあわれみ深く、
彼らを赦し、滅ぼされないのです。
怒りを抑えられます。

その主のあわれみに
イスラエルの民は甘んじ、
何度も主を試みます。
それに対して、主なる神様は
心を痛められるのです。

人間は罪を犯す者だから
仕方ないと思われるのではありません。
私たちの罪を心から悲しまれ、
傷ついておられるのです。

主は私たちが悔い改めて
生きることを心から願っておられます。
そのために私たちを常にあわれみ、
救い出してくださるのです。

今週も主は私たちをあわれんで、
私たちの咎を赦してくださいます。
そのあわれみを覚え、
主に立ち返る者とさせていただきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、あなたのあわれみを感謝します。
私たちの罪に心を痛めておられる
 あなたの気持ちをよく知り、
悔い改めて生きることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月26日

神さまを試みる[詩篇 78:12-33]

彼らは心のうちで神を試み 
 欲に任せて食べ物を求めた。
            詩篇78:18

出エジプト後、イスラエルの民が
主に逆らい、主を試みたことが
記されています。

彼らはどれほど素晴らしいみわざを
経験しても、主を否み続けるのです。
欲望に任せて、主に逆らい、
御怒りを受けます。

なぜ彼らは主なる神さまを信じず、
御救いに信頼しなかったのでしょうか。
それは自分のことばかりを求め、
主を求めていなかったからです。

欲望を彼らは手放せなかったのです。
私たちはどうでしょうか。
私も欲望を手放せず、
主を試みることがあります。

主がすべての必要を
満たしてくださるのに
主に信頼せず、
自分の力に拠り頼んでしまう。

このような欲望が
自らを誇る気持ちが、
主を遠ざけるのです。

そんな私たちを主は
いつも砕いてくださいます。
私たちが滅びないために。

その主の懲らしめを通して、
欲望を手放すことができますように、
ご一緒にお祈りしていきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、欲望を手放し、
あなたに信頼する者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月25日

主のみわざを語り告げる[詩篇 78:1-11]

それを私たちは 息子たちに隠さず 
 後の時代に語り告げよう。
主の誉れを 主が行われた 
 力ある奇しいみわざを。
            詩篇78:4

詩篇の記者は主の誉れ、
主が行われたみわざを
後の時代に語り告げようとします。

それは主なる神様が、
イスラエルの先祖たちを通して、
そのようにされたからです。
何のためでしょうか。

それはイスラエル人たちが
神様に信頼し、神様のみわざを忘れず、
神様の命令を守るためでした。
それが彼らの生きる唯一の道だったのです。

けれど多くの民は、神様の契約を守らず、
主のみわざを忘れてしまいます。
そして主に逆らい、強情になるのです。

私たちもすぐに主のみわざを忘れ、
主に従って歩めなくなります。
だからいつも私たちはみことばに帰り、
主のしてくださったわざを一つ一つ
数えるのです。

そのとき私たちは主に逆らう者ではなく、
主のみわざを喜び、証する者とされます。
今日も主は私たちに奇しいみわざを
なしてくださる、そう信じます。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、あなたの奇しいみわざを覚え、
証しする者としてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月24日

静かに考える[詩篇 77:1-20]

私は あなたのなさった
 すべてのことを思い巡らし
あなたのみわざを 
 静かに考えます。
          詩篇77:12

詩篇の記者は苦難の中で、
大変心が乱れています。
主に助けを求めながら、
主の慰めを拒むのです。

なぜでしょうか。
それは苦難が自分の
罪の結果だと思っていたから。

もう自分なんて救われない、
助け出されるわけがないと
感じていたのかもしれません。

しっかりつかんでくださった
右の手が変わってしまったと。
けれど彼は完全に絶望し、
主から離れたわけではありません。

彼は主が以前、自分の祖先にされた
みわざを思い巡らし、
静かに考えるのです。

そうすると彼の心は
元気を取り戻します。
自分を主は決して
見捨てることがないと。

私たちも主が何もしてくれない、
自分のことなんか
気にしてくれていないのだと
思うことがあります。

しかし主の右の手は
いつまでも変わることがないのです。
これまで変わることなく、
信仰者たちを助けてくださったように、
私たちを助け、導いてくださいます。

主が見えなくなったり、
衰え果てたら、いつでも主が
信仰者たちに何をしてくださったかを
思い巡らし、静かに考えましょう。

必ず元気になり、主のみわざを
待ち望むことができると信じます。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、弱り果てたとき、
あなたの大いなるみわざを思い巡らし、
 静かに考えられますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月23日

主が立ち上がられるとき[詩篇 76:1-12]

神が さばきのために 
 地のすべての貧しい者たちを
救うために 
 立ち上がれたそのときに。
          詩篇76:9

主なる神様の威厳と恐ろしさが
語られています。
主なる神様が立ち上がられると、
地は恐れ、沈黙するのです。

何のために主なる神様は
立ち上がられるのでしょうか。
それは悪者をさばき、
貧しい者たちを救うためです。

主のさばきの前に誰もが
倒れ伏しますが、
貧しい者たちは主によって
立つことができるのです。

貧しい者たちとは、
自分の罪を知り、自分の弱さを
十分に味わっている人でしょう。

その人たちは決して自らを誇らず、
主の救いだけを待ち望んでいます。
私たちも主によって貧しくされ、
主の救いにあずかる者とされたのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、貧しい者たちのために
立ち上がってくださり、心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月22日

神こそさばき主[詩篇 75:1-10]

まことに 神こそさばき主。
 ある者を低くし 
ある者を高く上げられる
         詩篇75:7

主なる神様は「わたしが定めの時を決め
わたし自ら 公正にさばく」と告げられます。
世の中では不条理なことが
たくさん起こっています。

公平ではないと文句を
言いたくなるようなことが
様々あるのです。

でも主なる神様はすべてを知り、
すべてを治めておられ、
最終的に公平なさばきを
行ってくださいます。

その時、主なる神様は
ある者を低くされ、
ある者を高く上げてくださるのです。

私たちは自分で高くなろうとしますが、
私たちの力で高くなるのではありません。
主が私たちを低くしてくださることで、
私たちは高くされるのです。

今日も主は私たちを低くし、
私たちの誇りを砕いてくださいます。
そして後の日に、私たちをキリストとともに
高く上げてくださるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、あなたが公平なさばき主であることを
信じ、心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月21日

心に留めてください[詩篇 74:12-23]

主よ どうか 心に留めてください
             詩篇74:18

詩篇の記者は主なる神様が
昔から私の王、
救いのみわざを行う方と
主への信頼を告白します。

けれど、この時、主は沈黙し、
イスラエルの民は苦しんでいたのです。
ですから彼は主に助けを求め、
永久に忘れないでくださいと願います。

逆に悪者のそしりを心に留めて、
忘れないでくださいと祈るのです。
このような悲痛な叫び、祈りを
主が聞かれたかどうか、
ここには記されていません。

恐らく、後の日に主は聞いてくださり、
正しいさばきをしてくださったことでしょう。
それにしても主の沈黙はキツいです。
心が折れそうになります。

でも詩篇の記者のように
諦めることなく、主を求め、
主の助けを待ち望むことが
できたら幸いです。
なぜなら主は私たちの
唯一の助けであるからです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、どうか私たちをすべての敵から守り、
私たちを忘れないでください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。