【日々のみことば】2月20日

どうか思い起こしてください[詩篇 74:1-11]

どうか思い起こしてください
 昔あなたが買い取られ 
ゆずりの民として贖われた 
 あなたの会衆を。
           詩篇74:2

詩篇の記者はゆずりの民として
贖われたイスラエルが苦しみ、
聖所が敵によって
荒らされている状況を
主に訴えています。

けれど、そのような状況にあるのは、
イスラエルの罪のためであり、
御怒りによることも
分かっていたのです。

それでも不思議なのは、
御名が侮られているのに、
主が沈黙しておられることです。
どれほどの忍耐を主はされているのでしょう。

その主の忍耐が私たちの救いです。
主は私たちに対しても忍耐され、
私たちの罪によってご自身が
侮られることを耐え忍ばれるのです。

そして私たちがご自身に立ち返り、
ご自身の栄光を現すことを
待っていてくださいます。

今日も主の忍耐によって
生かされていることを覚え、
主の御名をほめたたえていきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、あなたの忍耐によって、
生かされていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月19日

本当の幸せとは[詩篇 73:17-28]

しかし 私にとって 
 神のみそばにいることが 幸せです
              詩篇73:3

詩篇の記者は悪者を
ねたんでいました。
悪者だけが栄えるのが
許せなかったのです。

けれど主が自分といつもともにいて、
守ってくださっていたことを知り、
彼の心は変えられます。

そして本当の幸せは、主のそばにいて
主とともにいることだと悟るのです。
私たちはどうでしょうか。
人と比較して、自分の幸せを
はかっていないでしょうか。

私はそういうことがよくあります。
だからすぐにねたみが出て来て、
不平不満に満たされるのです。

そんな私を見捨てず、
主はいつもともにいてくださいます。
この恵みを今日一日
味わうことができますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、あなたのそばにいることが
幸せであると悟ることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月18日

ねたみ[詩篇 73:1-16]

それは 私が悪しき者が栄えるのを見て
 誇り高ぶる者をねたんだからだ
              詩篇73:3

人と比べて、どうして自分だけ
と思うことがあります。
不真面目な人の方が
得をしている気がするのです。

真面目に生きているのが
損であるかのように感じます。
詩篇の記者も、
そのような思いがあったのでしょう。

けれど彼はそのねたみによって、
自分の足がつまずきそうで、
歩みが滑りかけたと告白するのです。
自らの心をよく分かっています。

その苦しみの中で、
彼は沈黙します。
また悪者が栄える意味を
探ろうとするのです。

その答えは、後半に記されています。
ねたみは私たちの心を
悪い方向に向かわせます。

でもねたむ気持ちは
完全になくならないのです。
どうすれば良いのでしょう。
それは父なる神さまに近づくこと。

今日、父なる神さまは私たちを
招いてくださいます。
「わたしのもとに来て憩うように」と。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、ねたみが私の心を支配することがあります。
どうかねたみから自由にしてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月17日

互いに愛し合いなさい[ヨハネの福音書 13:31-38]

互いに愛し合いなさい。
 わたしがあなたがたを
愛したように、あなたがたも
 互いに愛し合いなさい。
          ヨハネ13:34

イエス様は弟子たちに
新しい戒めを与えられます。
それはイエス様が愛されたように、
互いに愛し合うこと。

そして弟子たちの中に愛があるなら、
それによって彼らがイエス様の
弟子であることをすべての人が
認めるようになると告げられます。

イエス様が愛されたように、
互いに愛し合うことは、
本当に難しいです。

イエス様の犠牲的で、低くなられ、
仕えられる姿は、
自分のことしか考えられず、
高慢で、仕えてもらうことばかりを
考えている私とは正反対。

そんなことを百も承知のイエス様。
でも、いや、だからこそ、
互いに愛し合うように
命じられるのでしょう。

愛を求め、愛に生きて、
イエス様の弟子であることを
人々が知るために。

そしてイエス様の愛に
浸かれば浸かるほど
私たちのうちに愛が
増し加わり、
愛に生きることができることでしょう。

今日もまずイエス様の愛の
深さ、高さ、広さ、長さを知り、
イエス様の愛に生きられるように、
お祈りできたら幸いです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、イエス様が私たちを愛されたように、
互いに愛し合えますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月16日

時は夜であった[ヨハネの福音書 13:18-30]

ユダはパン切れを受けると、
 すぐに出て行った。
時は夜であった
          ヨハネ13:30

イスカリオテのユダが裏切ることを
イエス様はご存じでした。
ですからユダに何度も
警告されたのです。

けれど彼は自らの罪に全く
気づけません。
それは彼の心が暗闇に
支配されていたからでしょう。

イエス様を裏切るために、
ユダは自らイエス様から
離れていきます。
時は夜でした。

私たちも暗やみの力に
引きずり込まれそうに
なることがあります。

そうならないために
イエス様の光の中をあゆみ、
目を覚ましている
必要があるのです。

今日も一日、イエス様を見上げ、
みことばの光に照らされて
歩んで参りましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、イエス様の光の中を歩めますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月15日

互いに足を洗い合う[ヨハネの福音書 13:1-17]

あなたがたもまた、
 互いに足を洗い合わなければなりません。
             ヨハネ13:14

イエス様は十字架にかかられる前に、
弟子たちを極みまで愛されます。
その中に、イエス様を裏切る
イスカリオテのユダがいたにも関わらず。

イエス様は弟子たちの足を洗い、
彼らに仕えられるのです。
弟子たちはとてもビックリしたことでしょう。
ペテロは最初、それを拒絶します。

しかしイエス様は足を洗わなければ、
ご自身と関係ないことになると
言われるのです。
関係ないとは、どういうことでしょう。

イエス様との関係は、
イエス様が築いてくださるもの。
私たちが選択するものではありません。

そしてイエス様は弟子たちを愛するがゆえに
低く低くなってくださり、
仕えてくださったのです。

そのような模範を示され、
互いに足を洗い合うように
命じられます。

私たちはどうしても人と比べて、
いつも自分を高くしようとします。
低く仕えることができないのです。

そのような高慢さを克服する手立ては、
イエス様の愛の極みを体験し、
イエス様の愛によって仕えること。
今日もイエス様の愛の極みを
味わうことができますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、イエス様の愛の極みを味わうことができますように

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】2月14日

世を救うために[ヨハネの福音書 12:44-50]

わたしが来たのは世をさばくためではなく、
 世を救うためだからです。
             ヨハネ12:47

イエス様はご自身のことばを聞いて、
それを守らなくても、
その人をさばかないと言われます。
なぜならイエス様は世を
救うために来られたからです。

しかしずっとさばかないわけではありません。
終わりの日に、イエス様のことばを
受け入れない者はさばきを
受けることになるのです。

では、すでにイエス様を信じた私たちは
もう安心して良いのでしょうか。
いつもみことばに聞き続けることが
求められています。

イエス様を通して語られる
一つ一つのみことばが
永遠のいのちだからです。

私たちはみことばに
聞き続けることで、
父なる神様、子なるキリストを
知ることができます。

今日もみことばを思い巡らし、
父なる神様、子なるキリストを知る喜びに
満たしていただきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、イエス様を通してあなたのみこころを
教えてくださり、ありがとうございます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。