【日々のみことば】6月21日

サウルの恐れ[Ⅰサムエル28:3-25]

サウルはペリシテ人の陣営を
 見て恐れ、その心は激しく震えた。
          Ⅰサムエル記28:5

サウルはペリシテ人を見て恐れ、
主なる神様にみこころを
聞こうとします。
でも主なる神様は沈黙されるのです。

そのためサウルは焦り、
霊媒する女性のところにいきました。
サウルは自分の信仰深さを
人々に示すために霊媒する者たちを
国内から追い出していたのです。

ですがこの時のサウルにとって
霊媒しか頼るものがありませんでした。
彼はサムエルを呼んでもらうのですが、
サムエルによってさばきが告げられます。

それを聞いて彼はさらに恐れ、
力が失せてしまうのです。
そんな彼を励ましたのが
霊媒する女性と部下たちでした。

死ぬ間際まで、主はサウルを励まし、
彼とともにいる人たちを
備えてくださっていました。
彼らによってサウルは立つ力をいただくのです。

私たちも主は仲間を備えてくださいます。
絶望するときにも、私たちを励まし、
ともにいてくれる人がいるのです。
彼らによって主は私たちを慰めてくださいます。

そして私たちも失望し、力が失せている
人たちを励まし慰めるために、
召されているのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様
、慰め励ますものとなれますように

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】6月20日

再びガテのアキシュのもとへ[Ⅰサムエル27:1-28:2]

「私はいつか、今にサウルの手によって
 滅ぼされるだろう。ペリシテ人の地に
 逃れるよりほかに道はない。
          Ⅰサムエル記27:1

ダビデはサウルから逃れるために
再びガテのアキシュのもとに行きます。
それよりほか道はなかったからです。

ダビデはアキシュのもとで
自分たちのいのちを守るために、
賢くふるまいます。

それによってアキシュの
信頼を得るのです。
そしてアキシュとともに
イスラエル人との戦いに
出ることになります。

このダビデの振る舞いを見ながら、
イエス様が弟子たちに言われた
ことばを示されました。

「いいですか。わたしが、
 あなたがたを遣わすのは、
 狼の中に羊を送り出すようなものです。
 ですから、蛇のようにさとく、
 鳩のようにすなおでありなさい。」

この世において素直に、
さとく歩むことが大切。
ただ行き当たりばったりでなく、
主のみこころを求めて素直に
さとく歩むことができますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様
すなおでさとく歩むことができますように

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】6月19日

サウルの悔い[Ⅰサムエル26:13-25]

今日、私があなたのいのちを
 大切にしたように、
主は私のいのちを大切にして、
 すべての苦難から私を
救い出してくださいます。
        Ⅰサムエル記26:24

サウルはまたも自分がダビデの
手から救われたことを知り、
自分の悪を認めます。
けれどダビデはサウルのことばを信じない。

主が正しさと真実に応じて報いて下さる。
主が自分のいのちを大切にして、
すべての苦難から救い出してくださる
と告白するのです。

ここまでダビデが主に信頼している
姿を見ても、サウルは悔い改めない。
彼の心はずっと頑なです。
そして自分のところへ帰っていくのです。

私たちも、サウルのように
悔い改めを促された時、
頑なにならないように、
日々自分の心を見張っていきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様
、頑なな心を砕き、
自分の心を見張っていくものとさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】6月18日

槍と水差し[Ⅰサムエル26:1-12]

私が主に逆らって、主に油注がれた方に
 手を下すなど、絶対にあり得ないことだ。
           Ⅰサムエル記26:11

サウルはさらにダビデを追います。
それを知ったダビデは、
サウルが寝ているところにいくのです。

サウルたちは深い眠りについていて
今にも殺すことができる状態でした。
けれどダビデは24章の時と同じように、
サウルを殺すことを良しとしないのです。

サウルを殺すことは、
主に逆らうことだと
彼は知っていたからです。
ただ槍と水差しだけをもって
その場を去ります。

ダビデは本当にサウルに対して
忍耐するのです。いや主の訓練を
耐え忍んでいます。

それはすべての主権が主にあることを
彼が信じていたからです。
生きておられる主が必ず正義を
成して下さると彼は分かっていました。

私たちも様々なチャレンジ、
主の訓練を通して、
主にのみ信頼する者と
変えられていくのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様
、あなたのチャレンジ・訓練を通して、
ますますあなたに信頼して歩めますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】6月17日

ナバルの妻の賢さ[Ⅰサムエル25:23-44]

理由もなく血を流したり、
 ご主人様自身で復讐したり
されたことが、つまずきとなり、
 ご主人様の心の妨げとなりませんように。
           Ⅰサムエル記25:31

ナバルの妻アビガイルは、
ナバルがダビデのしもべに
したことを聞き、すぐに
ダビデのところに行きます。

そして許しを請うのです。
それだけでなく、アビガイルは
ダビデの怒りと復讐心を
鎮めるように語ります。

それは後々、ナバル一家を
殺したことがダビデの心の
妨げになると思ったからです。
この助言にダビデは素直に従います。
そして主をほめたたえるのです。

同じように主は私たちが
感情のままに動こうとするとき、
それを引き止め、罪を犯させないように
導いてくださいます。

この主の働きに素直に
従うことができますよう、
ご一緒にお祈りしていきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様
、私たちが罪を犯さないように、
引き止めてくださることを心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】6月16日

よこしまなナバル[Ⅰサムエル25:1-22]

ご主人はよこしまな方ですから、
だれも話しかけることができません。
         Ⅰサムエル記25:17

ナバルは頑迷で行状が悪かったとあります。
だからダビデが使いを送っても、
何も聞くことなく、追い返してしまうのです。

また彼にだれも意見することが
できませんでした。
彼が聞く耳を持っていなかったからです。
それが彼を滅ぼすことになります。

私たちも頑なになるなら、
同じようなことが起こるでしょう。
裸の王様になってしまうのです。

ですからいつでも頑なな心を
主によって砕いていただく必要があります。
そしてへりくだって、謙遜になるなら、
私たちは主の御声に、人の忠告に
耳を傾けることができるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様
、頑なになってあなたの声を
聞くことができなくなりませんように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】6月15日

正しいさばき[Ⅰサムエル24:1-22]

どうか主が、・・・正しいさばきで
 あなたの手から私を
救ってくださいますように。
         Ⅰサムエル記24:15

ダビデはサウルを殺すことが
できる絶好のチャンスを得ます。
けれどダビデはサウルを殺さず、
ただ上着の裾を切り取るのです。

そのことでダビデは心痛めます。
それは彼が一瞬でも、サウルに
手を掛けることが主のみこころで
あるかのように振る舞ったからです。

ダビデは部下たちが「主がサウルを殺す
チャンスを与えてくださった」と言ったとき、
すぐに6節のように彼らを説き伏せる
べきだったと示されたのです。

この6節でダビデが強調していることは、
サウルが「主に油注がれた方」であるということです。
この時、もうすでに主の霊はサウルから去っていました。
けれど確かにサウルは特別に主に選ばれた王でした。

このように主なる神様による選びの尊さ、
重みをダビデは部下たちに伝えたのです。
さらにダビデはサウルに自分の無実を訴えます。
主が自分を擁護してくださり、
正しいさばきで救ってくださると語るのです。

私たちを擁護してくださり、
正しいさばきで救ってくださるのも、
主なる神様だけです。
このことを覚えて歩むことができたら幸いです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様
、あなたはいつも私たちを
擁護してくださることを心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】6月14日

仕切りの岩山[Ⅰサムエル23:15-29]

こういうわけで、この場所は
 「仕切りの岩山」と呼ばれた。
         Ⅰサムエル記23:28

サウルから逃げるダビデのもとに
ヨナタンが来てくれて、
彼を力づけてくれます。

ヨナタンはサウルの手がダビデの身に
及ぶことがないこと、
ダビデがイスラエルの王となることを
自分もサウルも知っていると告げるのです。

けれどサウルはダビデを追い続けます。
しかもサウルは岩山一つを隔てて
追い迫るのです。
この時も主はダビデを救われました。

サウルは自分の国が
襲われていることを伝えられ
ダビデを王のをいったんやめ、
引き返すのです。

私たちの歩みでも
このようなことは起こります。
すんでのところで
救われることがあるのです。

私たちの人生、主が常に
仕切りの岩山を用意してくださり、
すべての危険・わざわいから
守ってくださいます。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様
、仕切りの岩山を用意してくださり、
常に救い出してくださることを信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。