【日々のみことば】7月21日

目を離さない[ヘブル人への手紙11:23-31]

目に見えない方を見ているようにして、
 忍び通したのです。
              ヘブル11:27

モーセの信仰について
ヘブル書の記者は語ります。
モーセは王の子として
育つのです。

けれど成人した彼は、
同胞ユダヤ人がエジプト人に
苦しめられているのを
見かねて助けます。

そのため王にいのちを狙われ、
エジプトから逃げることになるのです。
このようなことがモーセの身に
起こったのは、神の民ととともに
苦しむことを選び取ったからでした。

そして再びエジプトに帰ったとき、
彼は王を恐れず、目に見えない
主に信頼し、ユダヤ人を
出エジプトへと導くのです。

私たちの主イエス様も、
王としての立場をまず捨てられ、
私たちのために、私たちとともに
苦しむことを選び取ってくださいました。

この恵みによって私たちはイエス様と
ともに御国を相続する者とされ、
神の子とされているのです。

そして私たちは今、キリストの
苦しみの欠けたところを満たすために、
それぞれの場所で様々な働きが
委ねられています。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、キリストの苦しみの欠けたところを

満たす働きを委ねてくださり、ありがとうございます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月20日

旅人・寄留者として[ヘブル人への手紙11:13-22]

地上では旅人であり、
 寄留者であることを告白していました。
              ヘブル11:13

旧約の多くの信仰者たちは、
イエスさまによって与えられる
永遠のいのちの約束を実際に
手に入れることができませんでした。

でも彼らは主が約束してくださった、
この約束を主が必ず成就してくださると
信じ、この地上で旅人・寄留者として
歩み続けたのです。

この世にどっぷり浸かり、
この世だけに望みを置きませんでした。
そんな彼らの神と主は呼ばれることを
恥とされなかったのです。

私たちもこの世にあって旅人・寄留者です。
この世にどっぷり浸かるのではなく、
主に望みを置いて、主が用意してくださる
天の故郷に向かって歩む者なのです。

主はそんな私たちを喜んでくださり、
私たちのために素晴らしい都を
天において用意してくださいます。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、天の故郷にあこがれ、

歩み続ける者たちとさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月19日

信仰がなければ[ヘブル人への手紙11:1-12]

信仰は、望んでいることを保証し、
目に見えないものを確信させるものです。
              ヘブル11:1

信仰、三位一体の神さまへの信頼。
聖書に出てくる多くの信仰者たちは
どんなときにも主に信頼していたのです。

主のみことばの確かに委ねました。
それは彼らが約束を与えてくださった主が
真実なお方であると考えたからです。

そして不可能と思えるようなことがあっても
決して恐れることなく、
主のみわざを待ち望んだのです。

そんな彼らを主は喜ばれ、
彼らに大きな報いを与えられました。
この彼らの信仰に私たちも倣うように
主は私たちを招いてくださるのです。

どうでしょうか。信仰があるでしょうか。
私は胸をはって、自分には
信仰があるといえません。

疑ったり、目に見えるものだけに
信頼しそうになったり。

そんな私に対して、主は
「わたしに信頼し、恐れず、
 わたしに近づけ」と励ましてくださいます。

ぜひご一緒に聖書の信仰者たちに倣い、
主に信頼し、主に近づき、
主に喜ばれる歩みをしましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、不信仰になるときがあります。

そんな時、あなたに近づき、
 あなたに信頼していくことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月18日

確信を投げ捨てない[ヘブル人への手紙10:26-39]

あなたがたの確信を投げ
 捨ててはいけません。
その確信には大きな報いがあります。
             ヘブル10:35

クリスチャンとしての歩みは、
決して楽なものではありません。
様々な苦しみ、試練があるのです。

そんな私たちにヘブル書の記者は
”確信を投げ捨ててはいけない”と
励ましてくださいます。

救いが完成するために
必要なのは、忍耐であると
明らかにされるのです。

様々なことに腐らず、諦めず、
主に求め続け、耐え忍ぶときに、
主は私たちに大きな報いを
与えてくださいます。

また主は私たちが耐え忍ぶ
ことができるように日々
力を与えてくださるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたが耐え忍ぶ力を与え、

大きな報いを与えてくださることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月16日

赦される恵み[ヘブル人への手紙10:1-18]

罪と不法が赦されるところでは、
もう罪のきよめのささげ物はいりません。
             ヘブル10:18

律法は来たるべき良きものの影であり、
実物はないとあります。
律法を行うだけでは、
完全に罪を取り除くことが
できなかったのです。

そして来たるべき良きものとは、
イエスさまがご自身を
私たちの罪のために献げられ
救いを完成したことでしょう。

このキリストによって
父なる神さまは私たちと
新しい契約を結んでくださったのです。

それは私たちの心に律法を
置いてくださるということ。
そして私たちの罪と不法を
思い出さないということです。

ですから私たちはもう罪の
きよめのささげ物をささげる
必要がなくなったのです。

キリストによって赦された者として
日々、父なる神さまのみこころに
生きるように導かれています。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、キリストにあってもう私たちの罪を

思い出さないと約束してくださり、
 赦してくださったことを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月15日

生ける神に仕える[ヘブル人への手紙9:11-22]

キリスト・・・の血は、どれだけ
 私たちの良心をきよめて
死んだ行いから離れさせ、
 生ける神に仕える者に
することでしょうか。
           ヘブル9:14

イエスさまはご自分の血によって
永遠の贖いを成し遂げられました。
その血によって私たちの良心は
きよめられたのです。

また何をするにも悪に傾き
死んでいた私たちですが、
生ける神に仕える者と
変えられました。

このようにイエスさまの血によって
罪赦され、私たちの心も行いも、
主に喜ばれるものとなったのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、イエスさまの血によって

きよめられたことを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月14日

待ち望んでいる人の救いのために[ヘブル人への手紙9:23-28]

二度目には、罪を負うためではなく、
 ご自分を待ち望んでいる人々の
救いのために現れてくださいます。
           ヘブル9:28

イエスさまは旧約の大祭司とは違い、
一度ご自分をいけにえとして
罪を取り除くために献げられました。

このイエスさまの十字架の血によって、
私たちの罪は救われたのです。

それでも私たちは27節にあるように、
一度死ぬことと死後にさばきを
受けることが定まっています。

肉体的な死を私たちは経験し、
キリストの再臨の時に
私たちは一人ひとり父なる神さまの前に
立つことになるのです。

またイエスさまは再び私たちの罪を
負ってくださるために
この地上に来られるのではありません。

主イエス様を待ち望んでいる
私たちを救うために
現れてくださるのです。

この素晴らしい恵みの日を
心から待ち望む私たちは
何と幸いでしょうか。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、イエスさまが私たちを救うために

もう一度現れてくださることを心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月13日

良心を完全に[ヘブル人への手紙9:1-10]

それらは礼拝する人の良心を
 完全にすることはできません。
             ヘブル9:9

旧約時代、主なる神さまは
モーセを通してイスラエルの民と
契約を結ばれました。

その中に礼拝規定があり、
祭司たちはそれに従って
主に仕えていたのです。

ヘブル書の記者は9節で、
このような規定は、
礼拝する人の良心を
完全にすることができないと記します。

それは罪が赦されても、多くの人は神さまの
きよさに完全に預かることができず、
主なる神さまに近づけなかったからです。

けれど今、私たちはイエスさまにあって
主のきよさにあずかる者とされ、
父なる神さまに近づくことができるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、今、キリストにあって

あなたに近づくことができる恵みを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。