祭司として仕えるためになすこと[出エジプト29:1-18]
彼らを聖別し祭司としてわたしに
仕えさせるために、
彼らになすべきことは次のことである。
出エジプト29:1
アロンが主の祭司として、
主に仕えるためになすべきこと、
それは自らの汚れを洗い、
いけにえをささげることでした。
今日の箇所では罪のきよめのささげ物
と全焼のささげ物をささげることが
告げられています。
雄牛と雄羊にアロンたちの罪・咎と
彼ら自身を転嫁して、
主にささげることで、
彼らの罪がきよめられました。
私たちの罪もイエス様がすべて負ってくださり、
私たちの罪は赦されたのです。
この恵みを覚え、主にすべてを
ささげていくことができますように。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父よ、イエス様が私たちの罪をすべて負って、
私たちの罪が赦されたことを感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
主の前に受け入れられるように[出エジプト28:14-43]
これがアロンの額の上にあって、アロンは、
イスラエルの子らが聖別する聖なるもの、
彼らのすべての聖なる献上物に関わる咎を負う。
出エジプト28:38
アロンが主の祭司として、主に仕えるために
エポデの他に、さばきの胸当て、
純金の札などをつくるように
主はモーセに告げられます。
これらはアロンがイスラエルの代表であり、
彼らのさばきを担い、
彼らが主に受け入れられるためでした。
その責任は多大なものだったでしょう。
一方でアロンやその子たちも
完全で罪のない者ではありませんでした。
主の命じられたとおりに行わないなら、
自らの咎を負わなければならなかったのです。
けれど私たちの救い主イエス様は、
完全で罪のないお方。
そのお方が私たちの罪を担い、
咎を負ってくださったのです。
このキリストのゆえに今、
私たちは父なる神様の前に
受け入れられています。
主は今日も私たちを喜び、
私たちの名を呼んでくださるのです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父よ、キリストが私たちの罪を担い、
咎を負ってくださったことを感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
名が覚えられるために[出エジプト28:1-14]
その二つの石をエポデの肩当てに付け、
イスラエルの息子たちが
覚えられるための石とする。
アロンは主の前で、
彼らの名が覚えられるように両肩に載せる。
出エジプト28:12
主はアロンの家系を特別に選ばれ、
栄光と美を表す聖なる装束を着せられます。
その肩当てには、二つの縞めのうを
つけるのです。
二つの縞めのうには、6つずつイスラエルの名が
刻み込まれていました。
それはアロンが主に仕えるとき、
イスラエルの名が覚えられるためだったのです。
アロンはイスラエルの代表として
主に仕え、イスラエルのために
主なる神様にとりなし、
イスラエルに主の素晴らしさを
証しする務めがありました。
私たちの名も天に記され、
日々覚えられています。
またキリストのとりなしと祈りによって、
私たちは支えられ、生かされているのです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父よ、私たちの名が天に記されている恵みを感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
絶えずともしびを[出エジプト27:1-21]
あなたはイスラエルの子らに命じて、
ともしび用の質の良い純粋なオリーブ油を
持って来させなさい。
ともしびを絶えずともしておくためである。
出エジプト27:20
主なる神様は、アロンとその子たちが
ともしびを絶えずともしておくために、
ともしびを整えるように
命じられます。
このともしびを整え、
絶えずともしておくとは、
私たちが世の光として
輝くこと。
そして私たちのうちに住んでおられる
キリストが輝いてくださることでしょう。
そのために私たちに聖霊なる神様が
ともにいてくださいます。
この聖霊なる神様の働きに従い、
歩んでいくなら、
私たちはいつまでもともしびをともし、
主の栄光を現わすことができるでしょう。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父よ、私たちの内に住んでくださるキリストを
輝かせていくことができますように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
幕屋の設計図[出エジプト26:1-37]
その垂れ幕を留め金の下に掛け、
垂れ幕の内側に、あかしの箱を運び入れる。
その垂れ幕は、あなたがたのために聖所と
至聖所との仕切りとなる。
出エジプト26:33
主なる神様は幕屋と垂れ幕の設計図を
教えられます。
垂れ幕は聖所と至聖所の仕切りであり、
至聖所にはあかしの箱を運び入れるのです。
この至聖所に年に一度、入ることができたのは、
大祭司だけでした。
そこで自分と民の罪のために
血を携えていきました。
このように主なる神様に近づくことは、
大変なことだったのです。
しかしイエス様が十字架で死なれたとき、
幕が上から下までさけました。
それはイエス様が私たちの罪のための
完全な贖いを成し遂げてくださったからです。
私たちは主の前に聖なる者とされ、
主なる神様との仕切りがなくなったのです。
そのために私たちは主なる神様に近づき、
主なる神様にイエス様の御名によって祈り、
関係が回復されました。
この恵みを今日一日、覚えていけたら幸いです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父よ、あなたの恵みによって、あなたに近づき、
祈ることが許されていることを感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
臨在のパン[出エジプト25:23-40]
机の上には臨在のパンを置き、
絶えずわたしの前にあるようにする。
出エジプト25:30
主なる神様はご自身を礼拝するためのものを
ひとつひとつ丁寧に教えられます。
机の上に臨在のパンを常において、
主の前にあるようにと命じられるのです。
主がすべての必要を満たしてくださる
お方であることを、イスラエルの民が
覚え、感謝するためでしょう。
また臨在のパンとあるように、
主が彼らとともにおられる
しるしでもありました。
これはイエス様が生ける
パンとして下ってこられることを
意味していたのです。
イエス様は「わたしは、
天から下って来た生けるパンです。
だれでもこのパンを食べるなら、
永遠に生きます」と言われました。
生けるパンであるイエス様を信じるなら、
私たちは主を知り続け、
主がともに生きてくださるのです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父よ、今日も生けるパンであるイエス様が
ともにいて私たちを生かしてくださることを信じます。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
ただ中に住まわれる主[出エジプト25:1-22]
彼らにわたしのための聖所を造らせよ。
そうすれば、わたしは彼らのただ中に住む。
出エジプト25:8
主なる神様はイスラエルの民たちに
ご自身のために聖所を造るように、
命じられます。
それをもって彼らのただ中に住むと
約束してくださるのです。
主なる神様は私たちのただ中に
いつもいてくださいます。
そして私たちの神として、
私たちとの交わりを喜んでくださるのです。
この主を今日も霊とまことをもって礼拝し、
きよい生きた供えものとして、
自分自身を喜んで献げていくことができたら、
幸いです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父よ、あなたが今日も私たちの
ただ中に住まわれることを感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
契約の血[出エジプト24:1-18]
「見よ。これは、
これらすべてのことばに基づいて、
主があなたがたと結ばれる契約の血である。」
出エジプト24:8
モーセは主のことばをすべて、
イスラエルの民に告げます。
それを聞いた彼らはみな
「主の言われたことはすべて行います」と
宣言するのです。
またモーセは主のことばをすべて書き記し、
その契約の書を読んで聞かせるのです。
それを聞いた民はまたしても
「主の言われたことはすべて行います。
聞き従います」と誓います。
その誓いを受けて、モーセは契約の書に
振りかけた血の半分を民たちに
振りかけるのです。
これは契約の血と呼ばれ、
主が彼らと契約を結ばれたしるしとなりました。
イエス様が十字架上で流された血は、
永遠の契約の血です。
イエス様の十字架の血によって
私たちはきよめられ、
罪の赦しをいただきました。
また主なる神様が永遠に
私たちの神となってくださるという
契約の血であったのです。
このイエス様の尊い血潮の上に、
私たちの救いがあることを
覚えていきましょう。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父よ、イエス様の尊い血潮によって、
今あなたの子とされていることを感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
使いを遣わされる主[出エジプト23:20-33]
見よ。わたしは、使いをあなたの前に遣わし、
道中あなたを守り、
わたしが備えた場所にあなたを導く。
出エジプト23:20
10月に入りました。
今月も主のみことばの確かさに信頼し、
主の御声にともに聞き従ってまいりましょう。
主なる神様はモーセの前に使いを遣わし、
道中彼を守り、主が備えてくださった場所に
導いてくださると約束されます。
そのために大切なことは、
使いに心を留め、その声に聞き従うこと。
彼に逆らったり、背くことを
主は赦さないと告げられるのです。
私たちにも、もうひとりの助け主が
与えられています。
聖霊なる神様です。
聖霊なる神様は私たちの人生の旅路において、
いつも守り、私たちを御国へと導いてくださいます。
この主の御霊に逆らうことなく、
常に心を留め、聖霊を通して
語られる主の御声に聞き従うことが
出来るように、祈っていけたら幸いです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父よ、あなたの守りと導きを感謝します。
御霊の導きに従うことができますように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。
息をつくため[出エジプト23:1-19]
あなたの牛やろばが休み、
あなたの女奴隷の子や寄留者が
息をつくためである。
出エジプト23:12
主なる神様は弱い人などに
情け深いお方ですが、
さばきにおいては
公平であるように命じられます。
それは偽ることを
主が嫌われるからです。
主の前にも、人の前にも
真実な歩みをすることを望まれています。
また同時に弱い人たちのことを
常に考えておられるのです。
7年目に土地を休ませること、
7日目に仕事をしないこと。
これらは立場の弱い人たちの
ためでもあったのです。
彼らが食べるものを得て、
息をつくため。
このような気遣いは、
主の私たちへの気遣い、
愛の配慮を思い出し、
感謝するためでもあります。
今日も一日、主の心を心として、
歩んでいけたら幸いです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父よ、あなたの愛の配慮を感謝します。
主よ、私たちにあなたの心を与えてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。