【日々のみことば】7月12日

慰めよ[イザヤ書40:1-11]

慰めよ、慰めよ、わたしの民を。
 -あなたがたの神は仰せられる-
             イザヤ40:1

今日からイザヤ書です。
主なる神様はバビロンに
捕囚されている南ユダの民に
慰めと回復を語られます。

主なる神様を裏切り、悲しませ、
主の怒りを受けたのに、
主は彼らを見捨てられません。
慰めよ、優しく語りかけよと。

主の道から遠く離れた彼らを、
主の道に引き戻されると、
約束してくださいます。
このすべての約束が、
主イエス様によって成就されました。

主のことばは空しく地に落ちることなく、
永遠に立つことが分かるのです。
父なる神様は今も私たちに慰めを与え、
優しく語りかけてくださいます。

私たちをあわれみ、救ってくださった主は、
私たちを最後まで羊飼いとして
導いてくださるのです。
今日も一日、羊飼いなるイエス様の声を聞き、
その声に聞き従うことができますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、あなたの慰めと永遠に立つことばによって
生かしてくださっていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月11日

お互いのために祈る[ヤコブの手紙5:13-20]

ですから、あなたがたは癒やされるために、
 互いに罪を言い表し、
互いのために祈りなさい。
 正しい人の祈りは、
働くと大きな力があります。
             ヤコブ5:16

ヤコブは手紙の最後で教会での
交わりの恵みについて語ります。
互いに罪を言い表し、互いに祈る。

行いの伴う信仰に生きるのも、
父なる神様に近づくのも、
試練に耐え忍ぶのも、
私たちの個人的な目標、
努力によるのではありません。

”お互いに”です。
父なる神様の前に義と認められた
私たちの祈りは、
働くと大きな力があるからです。

お互いに自らの心の内を告白し、
主の赦しを祈るなら、
一人で祈るよりも、
大きな恵みがあふれることでしょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、お互いに祈り合う交わりを深めさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月10日

耐え忍ぶ[ヤコブの手紙5:7-12]

あなたがたも耐え忍びなさい。
 心を強くしなさい。
主が来られる時が近づいているからです。
             ヤコブ5:8

ヤコブは迫害の中にある兄弟姉妹たちに、
耐え忍ぶように繰り返し語ります。
なぜ試練に耐え忍ぶことができるのでしょうか。
それは主が慈愛に富み、
あわれみに満ちておられるからです。

試練によって私たちを
ただ苦しめるお方ではなく、
私たちを立たせ、
豊かな恵みを備えてくださいます。

試練の中で、その意味を問うよりも、
主のあわれみにすがること、
自らの力を捨て、
主を待ち望むことができたら幸いです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、耐え忍ぶ力を与えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月9日

主のみこころであれば[ヤコブの手紙4:13-5:6]

あなたがたはむしろ、
「主のみこころであれば、
私たちは生きて、このこと、
 あるいは、あのことをしよう」
と言うべきです。
           ヤコブ4:15

明日はどんな日か、私は知らない。・・・
という賛美がありますね。
私たちは次の瞬間さえ、
何が起こるか分からないのです。

それなのに自分の思い通りの人生を
生きるために必死です。
「主のみこころならば・・・」というより、
「これが主のみこころであれ」と思う。

いや「これを主のみこころにしてください」と
主を説得します
このような自己中心の人生はもろく、
不安定です。

けれど主のみこころを求め、
主のみこころに従う人生は、
嵐の中でも堅く立つことができることでしょう。
先の賛美の続きは「私は明日を心配しない。
・・・明日を守られるイエスがいるから」と。

私たちの明日を分かってくださり、
私たちの明日を守ってくださる
イエス様がともにいてくださる。
これこそ私たちの慰め、励まし。

今日も一日、「主のみこころなら」と
へりくだり、今日も明日も
いつまでも守ってくださる
イエス様とともに歩む幸いを
味わうことができたら幸いです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、あなたのみこころのままに生かしてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月8日

神に近づきなさい[ヤコブの手紙4:1-12]

神に近づきなさい。
 そうすれば、神はあなたがたに
近づいてくださいます。
           ヤコブ4:8

戦う欲望も、世を愛することも、
私たちが主より自分を
第一としているしるし。
そんなとき父なる神様が
遠くに感じます。

だからこそヤコブは、
神に近づくように命じるのでしょう。
神に近づくとは、神様のことを
いつも考え、みこころに生きたいと
願い、実行すること。

このように私たちが神に近づくために、
主は私たちを低くされます。
へりくだらせてくださるのです。
そんな小さく、低くされた私たちを
主は高く上げて、主を愛し、
互いに愛する者へと変えてくださいます。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、あなたに近づく者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月7日

上からの知恵[ヤコブの手紙3:13-18]

しかし、上からの知恵は、
  まず第一に清いものです。
           ヤコブ3:17

上からの、父なる神様が
与えてくださる知恵は、
頭だけで理解するものではなく、
生き方そのものであることがわかります。

けれど、このような知恵で生きられるか、
自信がありません。
そんな私たちを日々
主は造り変えてくださるのです。

私たちの生き方を
変えてくださいます。
そして私たちの心と行いが
一致して平和をつくる者とされるのです。

今日一日私たちの思いと
行いが主に喜ばれ、
受け入れられるものとなりますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、私たちに上からの知恵を与えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月6日

舌を制する[ヤコブの手紙3:1-12]

私たちは、舌で、主であり
 父である方をほめたたえ、
同じ舌で、神の似姿に
 造られた人間を呪います。
           ヤコブ3:9

口は禍の元と言いますが、
本当に口で失敗することの多い者です。
あんなことを言わなければ良かったと
後悔します。

しかも思ってもみなかったことを
口が滑って言うことはないのです。
心の中にあることが、
ことばとして出てきます。

だから口を制する前に、
私たちの心を吟味する必要があるのです。
心に人への不平不満が満ちているとき、
口から不平不満があふれ出します。

父なる神様をほめたたえ、
賛美できず、
人を殺すことばが出るのです。

今日、主によって唇をきよめていただき、
口から出ることばが
主の素晴らしさを
ほめたたえていくものとなりますように。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、私の唇をきよめてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月5日

行いが伴わないなら[ヤコブの手紙2:14-26]

同じように、信仰も行いが
 伴わないなら、それだけでは
死んだものです。
           ヤコブ2:17

私たちは主の恵みのゆえに
信仰によって救われました。
私たちの正しい行い、
熱心さで救われた訳ではないのです。

けれど救われた後も、
行いが強調されることに
抵抗を感じることがあります。
主の恵みによって救われたのだから、
行いは二の次三の次と。

でもヤコブははっきりと告げます。
行いが伴わない信仰は、死んでいると。
救われたら、それで私たちの歩みは
完成するのではありません。

主の恵みによって
信仰に生きることが私たちに
与えられている尊い使命です。

今日、生きた信仰を通して、
主のすばらしさを
ほめたたえることができるように、
ともにお祈りしていきましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、みことばに生きることで生きた信仰となりますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月4日

自由をもたらす律法[ヤコブの手紙2:1-13]

自由をもたらす律法によって
 裁かれることになる者として、
ふさわしく語り、ふさわしく行いなさい。
             ヤコブ2:12

律法と聞くと、自由というより、
私たちを縛り、強制するもののように感じます。
なぜ律法が自由をもたらすのでしょうか。
それは律法が主なる神様のことばだから。

主のことばに聞き従うことによって、
私たちは古い性質から徐々に解放され、
新しい性質に生きることができます。
実にみことばに生きることが喜びとなるのです。

けれど、これは私たちにとって
すぐに実践できる簡単なことではありません。
私たちは古い性質に戻る傾向があり、
本当の意味で自由を欲していないからです。

だからこそみことばに生きる自由を
日々体験していくように、
あわれみを示し続け、
悔い改めるように勧められています。

その時、私たちは律法によって
自由になり、
主の大きな恵みの中を
歩むことができるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、みことばによる自由をもっと体験できますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】7月3日

心に植えつけられたみことば[ヤコブの手紙1:19-27]

・・・心に植えつけられたみことばを
 素直に受け入れなさい。
みことばは、あなたがたのたましいを
 救うことができます。
             ヤコブ1:21

みことばを素直に受け入れる、
簡単なようで難しいですね。
みことばを自分の都合の良いように
解釈してしまうこともあります。

それ以上に、みことばを行うことは、
もっと難しいのです。
自分を欺いて、聞くだけになって
しまうことが多くあります。

どうすれば良いのでしょうか?
それはいつでもみことばを思い巡らし、
みことばから離れないことでしょう。
とにかくみことばに聞き続けること。

そうすると私たちのうちに
住んでくださる聖霊が
私たちのうちで働いてくださり、
みことばに生きる力を与えてくださいます。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父よ、みことばを行う者とさせてください

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。