苦しみは過ぎ去る
叫び求める声を主が聞いてくださらない。
不正によって自分たち正しい者が苦しめられているのに。
この理由をハバククは主に問う。
主の答えは 異邦の民カルデア人を
起こしたのが、ご自身であること。
そして彼らによって苦しみが増すこと。
けれど永久にではなく、
風のように過ぎ去る。
人生は分からないことだらけ。
なぜ自分だけに、こんな苦しみが与えられるのか。
正しい主がなぜ不正を見過ごされるのか。
主のさばきかも知れない。
主が悔い改めるのを待っておられるのかも知れない。
分からない、、、
しかし確かなことは、苦しみは過ぎ去ること。
そして自分の力に頼り、
自分を神とするものは、責めを負うこと。
父よ、苦しみの中で絶望し、
あなたを否むことがありませんように。
人を裁くのではなく、
自らのうちに自分の力を神とするところが
あるかないかを点検し、あなたの力に頼り、
すべてのさばきを委ねることができますように。
こうして、風のようにやって来て過ぎ去る。
しかし自分の力を神とする者は、責めを負う。
ハバクク1:11