嘆きのときに
主よ 私の願いはすべてあなたの御前にあり
私の嘆きは あなたに隠れていません。
詩篇38:9
自らの罪に苦しみ、嘆く。
自らの咎が重荷となり担いきれない。
同時に病を負い、近親者からも遠ざけられる。
さらに敵からの絶え間ない攻撃にあう。
四面楚歌の状態にある詩篇の記者は
主の前に何一つ隠すことなく願う。
黙って、主の救いを待ち望む。
主が見捨てられるはずがないのに
主が遠く離れるはずがないのに、
主よ 見捨てないでください
わが神よ 遠く離れないでください
と祈る。
罪が、担いきれない咎が
主を見えなくする。
けれど、その罪、咎を主は担い、
赦してくださる。
私たちを見捨てず、救ってくださる。
だからこそ、どんなときにも主に向かう。
嘆きを聞いてくださり、
助けてくださる主に今日も祈っていきたい。
父よ、担いきれない罪を
赦してくださることを感謝します。
あなたはいつも私たちの嘆きを聞いてくださり、
唯一の助けであることを信じます。