【日々のみことば】2月24日

静かに考える[詩篇 77:1-20]

私は あなたのなさった
 すべてのことを思い巡らし
あなたのみわざを 
 静かに考えます。
          詩篇77:12

詩篇の記者は苦難の中で、
大変心が乱れています。
主に助けを求めながら、
主の慰めを拒むのです。

なぜでしょうか。
それは苦難が自分の
罪の結果だと思っていたから。

もう自分なんて救われない、
助け出されるわけがないと
感じていたのかもしれません。

しっかりつかんでくださった
右の手が変わってしまったと。
けれど彼は完全に絶望し、
主から離れたわけではありません。

彼は主が以前、自分の祖先にされた
みわざを思い巡らし、
静かに考えるのです。

そうすると彼の心は
元気を取り戻します。
自分を主は決して
見捨てることがないと。

私たちも主が何もしてくれない、
自分のことなんか
気にしてくれていないのだと
思うことがあります。

しかし主の右の手は
いつまでも変わることがないのです。
これまで変わることなく、
信仰者たちを助けてくださったように、
私たちを助け、導いてくださいます。

主が見えなくなったり、
衰え果てたら、いつでも主が
信仰者たちに何をしてくださったかを
思い巡らし、静かに考えましょう。

必ず元気になり、主のみわざを
待ち望むことができると信じます。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、弱り果てたとき、
あなたの大いなるみわざを思い巡らし、
 静かに考えられますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。