十字架につけろ[ヨハネ18:39-19:16]
彼らは叫んだ。
「除け、除け、十字架につけろ」
ヨハネ19:8
ピラトはイエス様に罪を
見いだせないと群衆に訴えます。
それでも彼らは「十字架につけろ」と
叫びまくるのです。
またピラトはユダヤ人たちが
「自分を神の子としたのですから」との
声を聞き、ますます恐れを覚えます。
ピラトはイエス様がただ者ではなく、
神さまからの使いかもしれないと
思っていたのでしょう。
だからイエス様を釈放しようとするのです。
けれど群衆は、ますます激しく叫びます。
「除け、除け、十字架につけろ」と。
その声に押され、ついにイエス様を
十字架につけるために引き渡すのです。
「十字架につけろ」との叫び。
誰ひとり自分が救い主に
逆らっているなんて、
考えていなかったはずです。
自分は正しいことをしているのだと。
これこそ私たちの罪です。
私たちも自分の正しさを誇り、
主に逆らうことがあります。
だからこそいつでも自分を吟味し、
主に逆らっていることはないか、
探っていただく必要があるのです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、常にあなたに逆らう弱さがあります。
いつも私の内を探ってくださり、
あなたに立ち返る者とさせてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。