【日々のみことば】4月14日

十字架につけろ[ヨハネ18:39-19:16]

彼らは叫んだ。
「除け、除け、十字架につけろ」
          ヨハネ19:8

ピラトはイエス様に罪を
見いだせないと群衆に訴えます。
それでも彼らは「十字架につけろ」と
叫びまくるのです。

またピラトはユダヤ人たちが
「自分を神の子としたのですから」との
声を聞き、ますます恐れを覚えます。

ピラトはイエス様がただ者ではなく、
神さまからの使いかもしれないと
思っていたのでしょう。
だからイエス様を釈放しようとするのです。

けれど群衆は、ますます激しく叫びます。
「除け、除け、十字架につけろ」と。
その声に押され、ついにイエス様を
十字架につけるために引き渡すのです。

「十字架につけろ」との叫び。
誰ひとり自分が救い主に
逆らっているなんて、
考えていなかったはずです。

自分は正しいことをしているのだと。
これこそ私たちの罪です。
私たちも自分の正しさを誇り、
主に逆らうことがあります。

だからこそいつでも自分を吟味し、
主に逆らっていることはないか、
探っていただく必要があるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、常にあなたに逆らう弱さがあります。

いつも私の内を探ってくださり、
 あなたに立ち返る者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。