王を置かれる[Ⅰサムエル12:1-15]
今、見なさい。あなたがたが求め、
選んだ王だ。見なさい。
主はあなたがたの上に王を置かれた。
Ⅰサムエル記12:13
サムエルはサウルとイスラエルの民に
一つのことを思い起こさせます。
それはイスラエルの民が常に主を忘れ、
主に逆らってきたということです。
主を忘れるとは、10節でイスラエルの民が
告白しているように、主を捨て、
他の神々に仕えるという罪に他なりません。
この過ちを何度も繰り返してきた
彼らを主はあわれみ、
常に彼らの王として
愛をもって導いてこられたのです。
けれどイスラエルの民は他の国々のように
「王が私たちを治めるのだ」と願い、
サムエルに王を求めました。
その願いを主は聞かれ、
彼らの上に王を置かれたのです。
このように身勝手なイスラエルの民に
サムエルは警告を与えます。
彼はイスラエルが主を恐れ、
主に仕え、主の御声に聞き従い、
主の命令に逆らわないで、
主の後に従っていくなら、それで良い。
しかし主に逆らい、聞き従わないならば、
主のさばきを受けると。
この命令にイスラエルも王も
従えませんでした。
けれど私たちの真の王として、
イエス様が遣わされました。
イエス様は私たちの永遠の
王として私たちが主に従い、
主に仕えることができるように、
日々導いてくださるのです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、私たちの永遠の王として
イエス様を遣わしてくださり、ありがとうございます。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。