【日々のみことば】6月25日

サウルの最期[Ⅰサムエル31:1-13]

ヤベシュ・ギリアデの住民は、
 ペリシテ人がサウルに行った
仕打ちを聞いた。
       Ⅰサムエル記31:11

サウルが率いるイスラエルは、
ペリシテ人の前に敗れます。
そしてサウルは追い込まれて、
自害するのです。

それからペリシテ人たちは
サウルの遺体をさらします。
とても悲惨な最期、、、。

けれどサウルの遺体は
そのままさらされ続けません。

サウルがかつて助けた
ヤベシュ・ギルアデの人たちは
ペリシテ人たちがサウルに
行った仕打ちを聞いて、
奮い立つのです。

そしてサウルと彼の息子たちの
遺体を取り下ろし、
しっかり彼らを葬ってくれました。

サウルは主に逆らい続けた人生でした。
けれど主は彼を最期まで
見捨てられなかったのです。
彼を思い、彼をあわれむ人たちを
残しておいてくださいました。

サウルの生涯を見ると、
主のあわれみを深く覚えるのです。
主のあわれみは尽きない。
このことを覚え、あわれみに満ちた
主のあわれみを自らのあわれみとしたいと願います。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様
、サウルをあわれまれた
あなたのあわれみ深さを覚えます。
 私たちも同じあわれみで
あわれんでくださることを信じ、
 あなたのあわれみを私のあわれみとできますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。