ダビデの罪[サムエル記第二 11:1-13]
しかし、自分の家には
下っていかなかった。
Ⅱサムエル11:13
ダビデは主がともにいたため、
すべてのことが上手くいき、
心に少し隙ができたのでしょう。
ウリヤの妻バテ・シェバを見初め
彼女を召し入れてしまいます。
このことで子どもが与えられ、
ダビデは一つの策を講じるのです。
バテ・シェバの夫ウリヤを
戦場から返し、彼に家に帰るように
勧めます。
けれどウリヤは家に帰らず、
家来たちと王宮の門のあたりで
過ごすのです。
その意味が良く分からなかった
ダビデはウリヤに自分の家に
帰らなかった理由を尋ねます。
するともっともな答えが
返ってくるのです。
けれどそれを聞いても、
ダビデは自分のした悪について悟りません。
この時のダビデの心は
完全に閉ざされていたからです。
罪は時に、私たちの心を完全に閉ざし、
全く見えなくさせます。
それは大変恐ろしいこと。
ですからいつでも主によって
心の目を開いていただきましょう。
また自らも絶えず主とともにあり、
信仰の目を覚まし続けることができるよう
お祈りしていくことができたら幸いです。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、心の目を開き、
信仰の目を覚まし続けることができますように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。