労苦を振り返る[伝道者の書 2:1-11]
実に私の心は
どんな労苦も楽しんだ。
伝道者2:10
伝道者は、日の下で自分の目に
見える良いことをすべて行い、
偉大な者となります。
そのためにどんな労苦も
惜しまず、楽しむのです。
けれどそれらを振り返ると、
すべてが空しく感じるのです。
けれど彼は本当にこの世で
偉大となることを
求めていたわけではありませんでした。
天の下で何が良いかを知るまで
愚かさを身につけようとしていたのです。
多くの人がこの世での成功を求め、
それを手に入れようと必死です。
けれどそれらはみな、愚かで、
空しいものだと気づいていません。
私も時々、それらのものに目が
奪われてしまうことがあるのです。
その結果は、空しさだけが残ります。
そうならないために必要なことは、
天の下で、主の目に何が良いことかを
見分けていくことでしょう。
今日も主によって正しく判断する
心を与えていただき、
主の喜ばれることを
選び取っていけたら幸いです。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、あなたが何を喜ばれるかを
判断する心を与えてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。