【日々のみことば】5月12日

王の怒り[エステル記 1:1-22]

しかし、王妃ワシュティは
 宦官から伝えられた
王の命令を拒み、
 来ようとしなかった。
         エステル記 1:12

*聖書をお持ちでない方は
 以下のホームページをご覧ください。
 朗読も聴くことができます。
https://prs.app/ja/bible/est.1.jdb

今日からエステル記になります。
ペルシアの王クセルクセスの時代、
彼は宴会を開くのです。

そのとき、ぶどう酒で心が
陽気になった王さまは
王妃ワシュティに王冠をかぶらせて
自分の前に連れてくるように命じます。

彼女の美しさをみんなに
自慢したくなったようです。
これをワシュティは拒み、
王さまのところに来ようとしません。

そのため王さまは激しく怒るのです。
王さまはこのように自分の命令を
拒んだワシュティをどうすべきか
側近たちに聞きます。

側近の一人メムカンは
ワシュティが王さまの命令に
背いたことで、女たちは自分の夫を
軽く見るようになるだろうと語るのです。

だから「ワシュティはクセルクセス王の
前に出てはならない」という勅令を
出すようにアドバイスをします。

この勅令が出されたことを
女たちが知るなら、
自分の夫を敬うようになるだろうと。

王さまが自分勝手に
王妃ワシュティの気持ちも考えず、
見世物にしようとしたことが
そもそもの問題であったのに、
ワシュティが全面的に悪く言われる。

しかも勅令を出さなければ
妻が夫を敬わなくなるとは
あまりにも愚かな考えです。

でもペルシアでは何でもかんでも
法律で決めることが
大切にされていたのでしょう。

確かに法律ですべてを決めれば
国を統治しやすいかもしれません。
けれど法律を作れば作るほど
人を縛り、窮屈になっていく。

また王さまの問題は、
自分の非を全く認めない点です。
妻の気持ちを全然考えていません。
そして彼の周りには
イエスマンしかいなかったのです。

私たちはどうでしょうか。
相手の気持ちを考えた言動が
できているでしょうか。

自分が間違ったことをしたとき
しっかり指摘してくれる家族、
仲間はいるでしょうか。

そのことを思い巡らし、
相手の気持ちを考える言動ができるように、
また自分のことを思って真実な
アドバイスをしてくれる人が与えられるよう、
お祈りしていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、どうか私たちが自分本位な生き方を

捨てることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。