【日々のみことば】9月30日

祈る勇気[サムエル記第二 7:18-29]

それゆえ、このしもべは、
 この祈りをあなたに祈る勇気を
得たのです。
         Ⅱサムエル7:27

ダビデはナタンを通して
主の約束の言葉を聞き、
主の自分に対するあわれみと
恵みを感謝します。

そして主の御名をあがめ、
主を賛美するのです。
またダビデは次の言葉に
励まされます。

「わたしがあなたのために
     一つの家を建てる」

この主の約束のゆえに
ダビデは祈る勇気を得たと
主に祈るのです。

主の約束を心から信じ、
感謝するとき、
私たちも祈る勇気を得ます。

日々の生活の中で様々な
困難がありますが、
主の約束は決して変わらず、
私たちを最後まで導いてくださるのです。

ですから失望せず、
主に祈り続けて参りましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの素晴らしい

約束のみことばに信頼し、
 祈り続けるものとさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月29日

一つの家[サムエル記第二 7:1-17]

主はあなたに告げる。
 主があなたのために
一つの家を造る、と。
         Ⅱサムエル7:11

ダビデは主が自分たちに
安息を与えられたとき、
神の箱を安置する神殿を
造ろうとします。

それはナタンの目にも
よく見えたのです。
ところが主はダビデが
主の神殿を造ることをとどめます。

けれど、主はもっと素晴らしい
約束をダビデに与えられるのです。
それは彼の世継ぎが主のために、
主の家を建てること。

また主が彼の王座を
とこしえまでも
堅く立てられること。

この約束はダビデにとって
どれほど大きな祝福だったでしょうか。
このとこしえに堅く立てられる
王国こそイエス様によって成就されました。

そして私たちは今、
神の国に属する者とされているのです。
主の恵みに満たされ、
主の安息を味わうことができています。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、今、あなたによって堅く立てられた

神の国に属する者とされていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月28日

主の前で力の限り[サムエル記第二 6:12-23]

ダビデは、主の前で
 力の限り跳ね回った。
         Ⅱサムエル6:14

ダビデは神の箱をダビデの町に
運び上げるのを、一時恐れます。
けれど神の箱がとどまっていた
家が祝福されたと知るのです。

それを聞いたダビデは
ダビデの町に神の箱を
運び上げます。

前回の失敗を踏まえ
今回はしっかり主の箱を
担ぐのです。

また肥えた牛を
いけにえとして献げます。

ダビデはダビデの町に
主の箱を運ぶあいだ
ずっと主の前で力の限り
跳ね回るのです。

それを見たミカルは
彼を蔑みます。
それに対してダビデは
反論します。

自分を君主に命じられた
主の前で喜び踊る。
自分はもっと卑しめられるだろうと。

主を喜び、賛美することは、
もしかしたら多くの人にとって
愚かに見えるかもしれません。

けれどいくら卑しめられても、
私たちを選び、愛して下さる主を
心から喜び、賛美することが
できたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの前でもっと喜び

賛美することができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月27日

主の怒り[サムエル記第二 6:1-11]

ダビデの心は激した。
 主がウザに対して怒りを
発せられたからである。
           Ⅱサムエル6:8

ダビデは神の箱をダビデの町に
運び上げようとしたときに
事件は起ります。

牛がよろめいて、神の箱が
落ちそうになったので
ウザが手を伸ばして、
神の箱をつかむのです。

それが主の怒りを招きます。
神の箱に触れることは、
不敬の罪だったからです。

この主の怒りに触れ、
ダビデの心は激します。

そればかりでなく、
神の箱を自分たちのところに
運ぶことを恐れるのです。

それにしてもなぜウザは
主に打たれたのでしょうか。

これはダビデをはじめ、
多くのイスラエル人が
神の箱のことを
軽く見ていたからでしょう。

本来ならば神の箱は担いで
運ばなければならなかったのです。
それを牛の引く台車に
乗せてしまったことに大きな問題がありました。

主を軽く見ること、
主の教えをないがしろにすること。
私たちは気づかないうちに、
結構してしまうものです。

主を畏れ敬う心を失うことなく、
主とともにある生き方とは、
どのようなものであるかを
日々思い巡らせていけたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたを畏れ敬う歩みができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月26日

主に堅く立てられ[サムエル記第二 5:11-25]

ダビデは、自分をイスラエルの
 王として堅く立て、
主の民イスラエルのために、
 自分の王国を
高めてくださったことを知った。
           Ⅱサムエル5:12

ダビデは自分のための
王宮が建てられ時、
主が自分をイスラエルの王として
堅く立ててくださったことを知ります。

また自分だけでなく、
イスラエルの民のために
自分の王国を高めてくださったことを
知るのです。

このことを知ったダビデは
ますます主の御声に聞き、
主の命じられるままに
従います。

主はダビデと同じように、
私たちをも堅く立ててくださるのです。
それは自分のためだけでなく、
私たちが関わる人たちのためでもあります。

このように主が堅く立て、
導いてくださることを知るなら、
私たちも主のみこころに従い、
歩んでいくことができるでしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちを堅く立ててくださることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月24日

イシュ・ボシェテの死[サムエル記第二 4:1-12]

は生きておられる。
 主は私のたましいを
あらゆる苦難から
 贖い出してくださった。
           Ⅱサムエル4:9

アブネルに続き、サウル家の
イシュ・ボシェテが寝ている間に、
殺されてしまいます。

彼を殺した二人は、
彼の首を持ってダビデの
ところに来るのです。

彼らはダビデを苦しめたサウルの
子どもを殺すことで、
報酬をもらえると
期待していたのでしょう。

ところがダビデの取った
行動は真逆でした。
二人は血の責任を負わされ、
殺されてしまうのです。

このようにダビデは密かに
入って来た悪を潰します。
ダビデは自分で復讐したり、
さばいたりしないのです。

生きておられ、あらゆる苦難から
贖い出してくださった主に
すべてを委ねています。

私たちにも様々な誘惑がやってくる。
味方のような顔をして、
私たちを主から離そうとすることが
多くあるのです。

そのとき、私たちは主を告白し、
主の御名によって誘惑に勝利し、
悪を断ちきっていくことができたら
幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、誘惑・悪から私たちを守ってください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月23日

アブネルの死[サムエル記第二 3:27-39]

民はみな、そのことを認めて、
 それで良いと思った。
王のしたことはすべて、
 民を満足させた。
           Ⅱサムエル3:36

ヨアブの復讐によって
アブネルは殺されてしまいます。
これはダビデが全イスラエルの
王となるために大きなマイナス。

その中で、ダビデはアブネルの死を
悼み悲しみ、彼のために哀歌を歌います。
これは演技でも、人々の関心を
引こうとしたのでもありません。

ダビデは本心でアブネルの
死を嘆き、断食をします。
その様子を見た人々は、
ダビデを認め、それで良いと思うのです。

ここからただダビデが王に
なることをひたすら求めていたの
ではないことが分かります。

隣人を愛し、多くの人々との
平和を築いていこうとしたダビデ。
これが人々を満足させたのです。

私たちはどうでしょうか。
自分のことばかり考え、
人の顔色を伺うことが
多いような気がします。

そうではなく、主のみこころを求め、
隣人を愛する愛をもって行動するとき、
そこに主のみこころがなると信じます。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのみこころを求め、

隣人を愛するものとさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】9月22日

アブネルの働きかけ[サムエル記第二 3:17-26]

アブネルはまた、ベニヤミン人と
 じかに話し合った。
            Ⅱサムエル3:19

アブネルはダビデが王となることが
主のみこころだと知っていたので、
サウル家の側についていた
イスラエルの長老たちのところに行きます。

そしてダビデを王として迎えるように、
アドバイスをするのです。
またサウルの出身部族ベニヤミン人とは
じかに話し合います。

それによって彼らの考えていることを聞き、
ダビデにそれを伝えるためでした。
このようなアブネルの事細かな配慮と
働きかけをダビデは心から歓迎します。

ダビデが全イスラエルの王となるためには、
アブネルの働きかけは
なくてはならないものでした。

私たちも主のみこころを知るだけで
終わりにするのではなく、
主のみこころが成就するために、
自分がするべきことを一つひとつ考え、
行動していくことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのみこころが成就するために

何をすべきか教えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。