【日々のみことば】9月23日

アブネルの死[サムエル記第二 3:27-39]

民はみな、そのことを認めて、
 それで良いと思った。
王のしたことはすべて、
 民を満足させた。
           Ⅱサムエル3:36

ヨアブの復讐によって
アブネルは殺されてしまいます。
これはダビデが全イスラエルの
王となるために大きなマイナス。

その中で、ダビデはアブネルの死を
悼み悲しみ、彼のために哀歌を歌います。
これは演技でも、人々の関心を
引こうとしたのでもありません。

ダビデは本心でアブネルの
死を嘆き、断食をします。
その様子を見た人々は、
ダビデを認め、それで良いと思うのです。

ここからただダビデが王に
なることをひたすら求めていたの
ではないことが分かります。

隣人を愛し、多くの人々との
平和を築いていこうとしたダビデ。
これが人々を満足させたのです。

私たちはどうでしょうか。
自分のことばかり考え、
人の顔色を伺うことが
多いような気がします。

そうではなく、主のみこころを求め、
隣人を愛する愛をもって行動するとき、
そこに主のみこころがなると信じます。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのみこころを求め、

隣人を愛するものとさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。