アブネルの死[サムエル記第二 3:27-39]
民はみな、そのことを認めて、
それで良いと思った。
王のしたことはすべて、
民を満足させた。
Ⅱサムエル3:36
ヨアブの復讐によって
アブネルは殺されてしまいます。
これはダビデが全イスラエルの
王となるために大きなマイナス。
その中で、ダビデはアブネルの死を
悼み悲しみ、彼のために哀歌を歌います。
これは演技でも、人々の関心を
引こうとしたのでもありません。
ダビデは本心でアブネルの
死を嘆き、断食をします。
その様子を見た人々は、
ダビデを認め、それで良いと思うのです。
ここからただダビデが王に
なることをひたすら求めていたの
ではないことが分かります。
隣人を愛し、多くの人々との
平和を築いていこうとしたダビデ。
これが人々を満足させたのです。
私たちはどうでしょうか。
自分のことばかり考え、
人の顔色を伺うことが
多いような気がします。
そうではなく、主のみこころを求め、
隣人を愛する愛をもって行動するとき、
そこに主のみこころがなると信じます。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、あなたのみこころを求め、
隣人を愛するものとさせてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。