【日々のみことば】10月31日

それぞれの国の王さま[Ⅰ列王記 22:41-53]

彼はその父アサのすべての道に歩み、
 そこから外れることなく、
主の目にかなうことを行った。
           Ⅰ列王記 22:43

主の目にかなうことを行ったアサの後、
ヨシャファテが南ユダの王となります。
アサは最期、主から心が離れてしまいますが、
ヨシャファテは主の道を歩み続けたようです。

一方、北イスラエルの王アハブの子、
アハズヤは父アハブと同じ道を歩みます。
主の目に罪を犯し、
バアルに仕えてしまうのです。

北イスラエルの王は、
ほとんど主の目に悪を行います。
それは最初の王ヤロブアムから
脈々と続いているのです。

罪を断ちきり、
主に立ち返ることの
難しさを覚えます。

私たちの家もさかのぼれば
主を知らず、他の神々に
仕えていたことでしょう。

でも今、その不信仰の歩みが
断ち切られ、
主に従う家とされています。

これは私たちの力ではなく、
主の確かな導きに他ならないのです。
この恵みに与った私たちは
再び悪の道に行くことがないよう、
ともにお祈りしていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、滅びからいのちの道へと

私たちを導いてくださり、心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月30日

アハブの死[Ⅰ列王記 22:29-40]

イスラエルの王は
  変装して戦いに行った。
           Ⅰ列王記 22:30

アハブはラモテ・ギルアデに攻め上る際、
変装します。それはミカヤのことばを
恐れていたからでしょう。

でもヨシャファテは王服を着て
戦いに出るのです。
でもいのちを狙われると
助けを求めて逃げます。

このように自ら出陣しながら、
二人の王とも逃げ腰で
あることが分かります。

そしてアハブは弓に射抜かれ、
死んでしまうのです。
彼の死は主が預言された
とおりでした。

主が何度も警告され、
彼をあわれまれたのですが、
彼は自ら滅びを選んでしまいます。

私たちもいつも自分自身を見守り、
主の警告にしっかり耳を傾けているか、
問い続けていくことが大切でしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの警告、みことばに

いつも耳を傾けていく者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月28日

みこころを求める[Ⅰ列王記 22:1-14]

「ここには、われわれがみこころを
 求めることのできる主の預言者が、
 ほかにいないのですか」
           Ⅰ列王記 22:7

3年間の平穏な時期を終わらせたのは、
北イスラエルの王アハブでした。
彼は自らアラム人に攻撃を
仕掛けようとするのです。

彼はまた南ユダの王ヨシャファテに
ともに戦いに出て欲しいと願います。
するとヨシャファテはまず、
主のことばを伺ってくださいと言うのです。

アハブはすぐに主の預言者たちを集め
彼らに戦いに行くべきか尋ねます。
そうするとすべての預言者が
戦いに行くように進言するのです。

しかしヨシャファテは
彼らのことばを信用しません。
彼らがアハブのお抱え預言者だと
気づいていたからです。

そこでアハブは自分のことを
良く言わない預言者ミカヤを
連れてくるように命じるのです。

アハブの周りには
イエスマンしかいませんでした。
みんな彼を不機嫌にさせないように
必死だったようです。

神様を恐れず、人を恐れてしまう。
私たちもそんなことがありそうです。
恐れるべきお方をしっかり恐れ、
主の前に立つことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、ただあなたを恐れ、

人を恐れることがありませんように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月27日

へりくだるアハブ[Ⅰ列王記 21:11-29]

彼は粗布をまとって伏し、
 打ちひしがれて歩いた。
          Ⅰ列王記 21:27

イゼベルの策略によって
ナボテは殺され、彼のぶどう園は
アハブのものとなります。
この罪をエリヤは指摘するのです。

このことばを聞いて、
アハブはすぐに悔い改めます。
何とも不思議な出来事です。

アハブは自分の悪に
本当に気づいたのでしょうか。
ただ見せかけの
悔い改めだったのでしょうか。

恐らくアハブは心から
悔い改めたのでしょう。
けれど本質的には
変わらなかったのです。

また罪を繰り返し、
身勝手な行動を続けます。
私たちもまたアハブと
同じような者たちでした。

自分の罪に悔いることがあっても、
本当に主に立ち返ることが
できなかったのです。

だからこそ主イエス様が遣わされ、
私たちの罪の身代わりに
十字架で死なれ、
三日目によみがえられました。

これによって私たちは古い自分に死に、
新しく生まれ変わることができたのです。
そして今、私たちはイエス様によって
真に悔い改めて生きる者とされています。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、今、イエス様にあって真に

悔い改めて生きる者とされていることを感謝します

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月26日

ゆずりの地[Ⅰ列王記 21:1-10]

・・・「私の先祖のゆずりの地を
 あなたに譲るなど、
主にかけてあり得ないことです。」
           Ⅰ列王記 21:3

アハブは本当に自分勝手な王です。
自分の宮殿の隣にあるナボテの
ぶどう畑を自分のものに
しようとします。

でもナボテはそれを
はっきりと断るのです。
主から与えられた土地を
譲るなどあり得ないことだからです。

これを聞いてアハブは、
再び不機嫌になり、
激しく怒ります。

自分の思うように
ならなかったからですね。
彼は自分の愚かさを
全く悟ることができません。

主は何度もアハブに悔い改めの
機会を与えられたのです。
それに彼は気づかず、
罪を繰り返します。

私たちはどうでしょうか。
自分の思うようにならないと、
不機嫌になったり、
激しく怒ることはないでしょうか。

私自身のことを振り返ると
そういうことがよくあることを
知るのです。

自分の思うようにならない時、
心を探られたとき、
素直に自らの愚かさを
認めることができますように。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、すぐに不機嫌になり、怒りやすい私。

どうか自らを探り、素直に自らの愚かさを
 認めることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月25日

アハブの不信仰[Ⅰ列王記 20:35-43]

イスラエルの王は不機嫌になり、
 激しく怒って自分の宮殿に
戻って行き、サマリアに着いた。
           Ⅰ列王記 20:43

主はイスラエルの敵であった
アラムを滅ぼそうとされていました。
けれどイスラエルの王アハブは、
勝手に彼らを逃してしまうのです。

それは恐らくアハブが自分の力で
アラム人に勝ったと
勘違いしていたからでしょう。

そしてアラム人に持ち上げられ、
気分を良くしたアハブは、
主のことばに背いてしまう。

このことを指摘されたアハブは
悔い改めませんでした。
不機嫌になり、
激しく怒るのです。

とても身勝手な態度。
でも私たちもまたアハブのように
主のことばに背いてしまいます。

しかもそれを指摘された時、
素直に悔い改められず、
不機嫌になり、怒るのです。

このような弱さ・欠けが
あることを忘れずに、
今日も歩んで参りましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、すぐに高慢になる私たちです。

主よ、日々悔い改めて生きることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月24日

わたしこそ主である[Ⅰ列王記 20:22-34]

そうしてあなたがたは、
 わたしこそ主であることを知る。
           Ⅰ列王記 20:14

アラムのベン・ハダドは預言どおり
イスラエルと戦うために再び出てきます。
その戦いに主は勝利を
与えてくださるのです。

負けたアラム人はイスラエルの
王アハブにいのち乞いをします。
それは彼らがイスラエルの王たちは
恵み深い王であると聞いていたからです。

そのいのち乞いをアハブは受け入れ、
彼らと契約を結ぶのです。
これは一見、良いことのように見えます。
でもこれは主のみこころではなかったのです。

私たちは人のことばや態度に
一喜一憂しやすいものです。
けなされたら怒り、
ほめられたら有頂天になる。

人だけ見て、神様から目を離すと、
私たちはつまずいたり、
間違った方向にいくのです。

だからこそ主から目を離さずに
歩んで行くことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたから目を離さずに、

歩めますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月23日

戦いを仕掛ける[Ⅰ列王記 20:13-21]

アハブが「だれが戦いを
 仕掛けるのでしょうか」と尋ねると、
「あなたです」と答えた。
           Ⅰ列王記 20:14

アラムの王ベン・ハダドに
無理難題を突きつけられ、
途方に暮れていた
北イスラエルの王アハブ。

そんな彼のもとに預言者が
遣わされ、アラムの軍勢を
引き渡すと約束してくださるのです。

それを聞いてアハブは、
だれによって実現するのかと
尋ねると、北イスラエルの
若者たちによってと答えてくださいます。

さらに戦いを仕掛けるのは、
「あなたです」と言われるのです。
この主のことばに力を得たアハブは
まず若者たちを調べ、すべての兵を調べます。

その数は多くはありませんでした。
むしろアラムと戦うには少ない。
けれどアハブはためらうことなく、
主のことばに信頼して出て行くのです。

そして北イスラエルは
アラムに大勝利します。

主のことばに信頼し、
出て行くところに勝利はある。
でもいつも私たちが戦いを
仕掛けるわけではないでしょう。

時に忍耐して主の助けを
待つこともあります。
だからこそ私たちは
主の確かな声を聞くのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの声に

聞き従う心を与えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。