【日々のみことば】10月31日

祈りに心を動かされる主[サムエル記第二 24:18-25]

が、この国のための祈りに
 心を動かされたので、
イスラエルへの主の罰は終わった。
          Ⅱサムエル24:25

ダビデは主が命じられたように
エブス人アラウナのところに行き、
打ち場を売って欲しいと
お願いするのです。

アラウナは無料で、ダビデに
打ち場と全焼のささげ物の牛や
必要なものを一切、
差し上げると答えます。

それに対してダビデは、
自分の罪の贖いのためなので、
しっかり費用を払いたいと応じ、
それ相応の費用を払うのです。

そしてダビデは主のための祭壇を築き、
主を礼拝し、主のあわれみと宥めを
祈ります。

この礼拝と祈りに主の心は
動かされ、イスラエルへの
主の罰は終わるのです。

主が人の祈りに心を動かされるとは、
本当に大きな恵みですね。
主なる神様は私たちの祈りを聞いて、
私たちに心から共感してくださるのです。

だから私たちは失望せずに
祈り続けることができるのですね。
主は今日も私たちの祈りに耳を傾け、
私たちの祈りに応えてくださいます。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちの祈りを聞き、

心を動かされる恵みを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月30日

再び主の怒りが[サムエル記第二 24:1-17]

「それは私には非常に辛いことです。
 の手に陥らせてください。
 主のあわれみは深いからです。
          Ⅱサムエル24:14

ダビデは再び主の怒りを
引き起こしてしまいます。
平行箇所の歴代誌第一によると
サタンにそそのかされたとあるのです。

いずれにしてもダビデは、
主のみこころを損なってしまいます。
多くの部下たちは彼に民の数を
数えることを拒絶しているのです。

でもダビデの心は頑なにされ、
強引に民を数えさせます。
その後、ダビデは良心の
とがめを感じるのです。

そして主に自らの罪を
告白します。
しかしダビデは罪の報いを
受けることになるのです。

その選択肢は三つ。
一つは七年間の飢饉。
二つ目はダビデが敵に3ヶ月追われる。
三つ目は国中に三日間疫病がある。

それに対してダビデは、
主の手に陥らせてくださいと
願うのです。
人の手に陥ることを恐れます。

それはダビデが主のあわれみ深さを
知っていたからです。
この主の手に陥るというのが
どういうことなのか定かではありません。

自分が主に打たれ、
何日か苦しむことを
意味していたのかもしれない。

けれど主は国中に
疫病を下されたのです。
そして多くの人が苦しむ姿を見て、
主はわざわいを下すことを思い直されます。

このように自分の罪のために
自分の民が苦しむのは、
ダビデにとって本当に
辛いことだったでしょう。

この箇所は疑問がたくさん出てきます。
でも一つだけ確かなことは、
わざわいを下すことを
思い直されたという主のあわれみです。

主はずっと怒っておられない。
主はずっとさばかれない。
豊かな赦しとあわれみをもって
私たちを救ってくださるのです。

この主のあわれみにすがる
一週間でありますように。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのあわれみは

尽きないということを心から信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月29日

ダビデの勇士たち[サムエル記第二 23:18-39]

エホヤダの子ベナヤは
 これらのことをして、
三勇士とともに名をあげた。
          Ⅱサムエル23:22

ダビデの周りには優秀な
勇士たちがたくさんいました。
彼らは主のため、ダビデのために
命がけで仕えたのです。

主は彼らを用いて
イスラエル王国を
確立されました。

この名簿の中で興味深いのは、
39節に「ヒッタイト人ウリヤ」
の名があることです。

ウリヤはバテ・シェバの夫でした。
けれどダビデはバテ・シェバとのことで
彼を敵の手によって殺してしまうのです。

今日の箇所を見ると、彼がただの兵士ではなく
優秀な勇士であったことが分かります。
そんなウリヤをダビデは簡単に
殺してしまうのです。

ここから罪の恐ろしさを覚えます。
罪は主の働き人、自分のために
心から仕えてくれる人を
排除してしまうことがあるのです。

しかしここにウリヤの名が記されることで
ダビデの罪が隠さず、明らかにされます。
このように明らかにすることで、
ダビデの罪は残り続けないのです。

私たちも忘れたい失敗・悪が
あるかも知れません。
でもそれらを明らかにすることで、
私たちの罪はイエス様の贖いによって
完全に取り除かれるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、忘れたい失敗、悪を明らかにすることで

イエス様のゆえに罪が取り去れることを信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月28日

育まれる主[サムエル記第二 23:1-17]

神は、私の救いと願いを、
 すべて育んでくださるではないか。
           Ⅱサムエル23:5

ダビデの最後のことばが記されています。
彼は多くの詩篇を残していますが、
それらは自分の知恵から出たのではなく、
主がことばを授けてくださったと語るのです。

また主なる神様が永遠の契約を
自分と立てられたことを告白します。
その主の契約のゆえに、
主がすべてを備え、守られると。

このようにダビデは自らのことを
全く誇らず、主の主権を認めています。
そして主が自分の願いと救いを
育んでくださると語るのです。

願いと救いを育んでくださるとは、
どういうことでしょうか。
それは私たちの願いと
主のみこころが一つになること。

また救いの完成へと
主が導いてくださるということでしょう。
これらもまた主のみわざであり、
主の私たちに対する恵みなのです。

今日も主は私たちの願いを
ご自身と一つにしてくださり、
私たちを救いの完成へと
一歩一歩導いてくださいます。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちを救いの完成へと

導いてくださることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月27日

私のともしび[サムエル記第二 22:26-51]

主よ、まことにあなたは私のともしび。
 主は私の闇を照らされます。
           Ⅱサムエル22:29

ダビデは主こそ「私のともしび」と
主をほめたたえます。
主が人生の歩みを照らし出し、
その道を整えてくださる。

歩みを照らしてくださるのは、
主が与えてくださった
純粋なことばでしょう。

みことばによって私たちの
歩みは確かにされます。
進むべき道が
明らかにされるのです。

また主は私たちの心の闇を
照らしてくださいます。
これもまたみことばによるのです。

みことばは私たちの内にある
罪・咎を明らかにしてくれます。
そして悔い改めに
導いてくださるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちのうちを照らし、

導いてくださることを心から感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月26日

主は私の支え[サムエル記第二 22:1-25]

けれども、主は私の支えとなられました。
           Ⅱサムエル22:19

ダビデの歌が記されています。
この歌は、ダビデがサウルの
手から救われた日に
歌われたものです。

ダビデは主がどんなときにも、
自分の助けであり、自分の叫びを
聞いてくださるお方であることを
心から賛美します。

サウルに追われているときも、
いつも主はダビデと共におられ、
決してサウルの手にダビデを
渡されなかったのです。

ダビデにとって主なる神様は
自分が倒れそうになったり、
弱気になりそうになったときの
支えでした。

私たちの支えも
私たちの主なる神様です。
主はどんなに私たちが追い詰められても、
苦しんでも、私たちを救い出してくださいます。

私たちの叫びを聞いてくださり、
私たちを助け、つまずき倒れそうになる
私たちを常に支えてくださるのです。

だからこそ私たちは倒れ伏すことなく、
立つことができます。
今日も主が私たちの救い、盾、岩、
支えであることを覚えて歩んで参りましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたが私たちの

支えであることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月25日

ダビデの疲れ[サムエル記第二 21:15-22]

ダビデは自分の家来たちを連れて下り、
 ペリシテ人と戦ったが、
ダビデは疲れていた。
          Ⅱサムエル21:15

ダビデは若いときのように、
戦いに出て行きます。
けれど彼は疲れ切ってしまうのです。
それでも彼は戦い出ようとします。

ですから彼の部下たちが
彼を助け、ペリシテ人から
守るのです。

これを受けて、部下たちは
ダビデが一緒に戦いに
出て行かないように願います。

これを素直にダビデは
受け入れたのでしょう。
前線から退き、
彼の部下たちに委ねるのです。

私たちもダビデのように、
自分の弱さを認め、
疲れを覚えたら休み、
引くことができたら幸いです。

その時、主は確かな助けを
送ってくださり、
私たちをすべての災いから
守ってくださるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、疲れを覚え、弱さを感じるときに、

あなたに助けを求めることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】10月24日

祈りに心を動かされる主[サムエル記第二 21:1-14]

その後、神はこの国の祈りに
 心を動かされた。
          Ⅱサムエル21:14

3年間の飢饉が起こったとき、
ダビデは主なる神様に祈ります。
その中で主はサウル一族に
血の責任があると言われるのです。

早速、ダビデはその問題を
解決するために、
ギブオン人を呼び寄せ、
彼らの意見を聞きます。

彼らは自分たちを苦しめた
サウルの息子たち7人を
引き渡すように要求します。

ダビデはその要求を聞き入れ、
ギブオン人の手にサウルの
息子たちを渡すのです。
そして主の前にさらし者にします。

この後、ダビデはサウル、ヨナタン、
さらし者にされた者たちの骨を集め、
サウルの父キシュの墓に葬るのです。

この一連の出来事が終わると、
神様はこの国の祈りに心を動かされ、
飢饉から解放されました。

ダビデにとって、このことは
大きなチャレンジであり、
苦しみであったことでしょう。

けれど主のみこころの通りにし、
主を第一にするときに、
主は心を動かされ、
罪を赦されました。

私たちも主に従うことを
妨げている隠された罪・悪が
あるかも知れません。

それが示されたとき、
素直に認め、罪・悪を捨て、
悔い改めの祈りをするなら、
主はすべての罪を取り去り、
赦してくださるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、自分のうちに隠された罪・悪があるなら、

それを捨てることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。