【日々のみことば】4月27日

主が良くしてくださったこと[詩篇 103:1-14]

主が良くしてくださったことを
 何一つ忘れるな。
           詩篇 103:2

主を賛美する。
主をほめたたえる。
このことを無意識にするのは
難しいですね。

自己中心になりやすい
私たちは主を賛美するよりも
自分を誇ってしまうのです。

そんな私たちに詩篇の記者は
主が良くしてくださったことを
何一つ忘れるなと呼びかけます。

主が良くしてくださったこと、
日々主は私たちに良いことを
してくださり、私たちの一生を
良いもので満ち足らせてくださるのです。

このことを忘れず、
主に感謝するとき、
私たちのうちから
喜びがわき上がってきます。

私たちの心から賛美が
あふれてくるのです。
その喜び、賛美は
私たちの生きる力となります。

今日も主にしてくださる
良いことを一つひとつ覚え、
主に感謝し、
主をほめたたえていきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのしてくださった良いことを

何一つ忘れることがありませんように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月26日

幸いなイスラエル[申命記 33:18-34:12]

幸いなイスラエルよ、
 だれがあなたのような、
主に救われた民であろうか。
           申命記 33:29

モーセはイスラエルの
一つひとつの部族に
ふさわしい祝福を与えた後、
イスラエル全体を祝福します。

イスラエルに敵対するものを
主は追い払われることで、
彼らは安らかに住まい、
恵みに満ちあふれる。

だからイスラエルは幸い。
イスラエルほど、主が愛され
救われ、助けられた民は
他にはいないのです。

そして34章でモーセの死が
記されています。
主に選ばれ、荒野で40年
イスラエルを導いたモーセ。

彼は死ぬ直前まで、
目はかすまず、
気力は衰えていなかった。

でも彼の働きは終わり、
ヨシュアに引き継がれるのです。
私たちもやがて委ねられている
働きを終えるときがきます。

そのとき続く者たちを祝福し、
”幸いなあなたがた”と
彼らを励まし、主の助けを
祈るものとなれたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちもイスラエルの民のように

幸いなものとされていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月25日

モーセの祝福[申命記 33:1-17]

主に愛されている者。
 彼は安らかに主のそばに住まい、
主はいつも彼をかばう。
 彼は主の背中に負われる。
           申命記 33:12

モーセは召される直前、
イスラエルの部族を祝福します。
特に今回、印象に残ったのは、
ベニヤミンへの祝福のことばです。

彼は主に愛されている者。
安らかに主のそばに住まう。
主がいつもかばってくださり、
主が彼を背負われる。

主に愛されている実感。
主がどこにおいても
かばってくださる恵み。

それをすぐに忘れて
しまう私がいます。
攻撃されても、
ののしられても
主はともにおられる。

だからこそ私たちには
安らぎが与えられるのです。
不安なとき、恐れに満たされたとき、
主のそばにいきましょう。

主に目を向けましょう。
主の愛は今日も私たちに注がれ、
私たちを愛で満たしてくださいます。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのもとで

安らげることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月24日

御民をかばう[申命記 32:34-52]

主は御民をかばい、
 主のしもべらをあわれまれる。
         申命記 32:36

イスラエルの民の罪によって
さばかれても、主はなおも
御民をかばい、
あわれんでくださいます。

他の神々に仕えていた彼らに
あなたがたを立たせ、
助け、隠れ場となられるのは
主ご自身だけだと言われます。

主だけが唯一の神様です。
主は殺し、また生かす。
主は傷つけ、また癒やす。
主の手から救い出すことはできない。

すべての主権は主の御手の
なかにあるのです。
そして主は私たちを生かし、
癒やしてくださいます。

それなのに私たちは二心になり、
主だけに信頼することができない。
主のもとに隠れ場を求めない。
だから苦しいのに、それに気づかない。

主に頼る恵みを求め、
主のもとに隠れ場を求める
幸いに目を留め
心の目を開いていただきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたが私たちの唯一の隠れ場です。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月23日

神を忘れる[申命記 32:15-33]

あなたは自分を生んだ
 岩をおろそかにし、
産みの苦しみをした
 神を忘れてしまった。
        申命記 32:18

イスラエルの民の未来に
ついて語られています。
彼らは神を捨て、
救いの岩を軽んじる。

そして神様を忘れ、
他の神々に仕えてしまう。
それによって主のねたみを
引き起こすのです。

その結果、外では
剣が子を失わせ、
内には恐怖があると。

主は彼らを一掃し、
彼らの記憶を消して
しまおうと思ったとあります。

彼らの不信仰に主が
耐えられなくなったからでしょう。
でも主の敵に侮りの心を
起こさせないために、
滅ぼし尽くされないのです。

私たちはこのように主を捨て
主を軽んじ、主を忘れること
などないと思います。

でも気づかないうちに主に
敵対していることがあるのです。
それに対して主は怒られますが、
忍耐してくださいます。

それは私たちのためというより
主に敵対する者たちが
主を馬鹿にして、主に勝っていると
誇らないためなのです。

主が侮られず、
主がほめたたえられるように
主を愛し、主に仕えていけますように。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたを知らずに

否んでいる私たちを赦してください。
 そして私たちがあなたを愛し、
あなたの栄光を表せますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月22日

瞳のように守られた[申命記 31:30-32:14]

主は荒野の地で、
 荒涼とした荒れ地で
彼を見つけ、これを抱き、
 世話をし、
ご自分の瞳のように守られた。
        申命記 32:10

モーセは主の素晴らしさを
賛美します。
一方でイスラエルは
自らの汚れで主との
交わりを損ないます。

それでも主は荒野で
イスラエルを見つけ、
彼らを抱き、世話をし
ご自分の瞳のように
守られたのです。

主はいつも彼らを守り、
彼らを大切にされます。
そして彼らを導かれるのです。

同じように主は私たちを
いつも気にかけてくださり、
私たちを大切に思い、
私たちを守られます。

これが主の愛であり、
あわれみです。
私たちはすぐに主との
交わりを損なってしまいます。

よこしまで、
心が曲がっているのです。
そんな私たちの心を真っ直ぐにし
ご自分の交わりの中に
私たちを入れてくださいます。

そして「わたしの愛する子よ」と
呼びかけ、私たちを御翼の陰に
かくまってくださるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたが私たちを見つけ、

抱き、世話をし、ご自分の瞳のように
 守ってくださることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月20日

強くあれ[申命記 31:1-13]

強くあれ。雄々しくあれ。
 彼らを恐れてはならない。
           申命記 31:6

イスラエルの民にとって
今まで自分たちのリーダーであった
モーセがいなくなることは
一番の不安要素だったでしょう。

そんな彼らをモーセは励ますのです。
真のリーダーは主なる神様だと。
主が彼らとともに進まれ、
彼らを導いてくださると。

さらに主は彼らを見放さず、
彼らを見捨てないと。
これらはイスラエルの民にとって
どれほど大きな慰めとなったでしょうか。

私たちの真のリーダーもまた
主イエスさまです。
主は私たちに先立って進まれ、
私たちをいのちの道に導いてくださいます。

そして私たちを見放さず、
見捨てられないのです。
悔い改めて帰る道を
備えてくださいます。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたがともにいてくださり、

私たちを見放さず、見捨てられないことを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月19日

いのちを選ぶ[申命記 30:1-20]

あなたはいのちを選びなさい。
           申命記 30:19

主なる神様はイスラエルを
のろわれ、散らされても、
見捨てられません。

彼らが主に立ち返り、
主の御声に聞き従うなら、
再び集められると
約束されるのです。

それだけでなく彼らが
主を愛し、生きるために、
心に割礼を施してくださいます。

さらに14節にみことばは
彼らのすぐ近くにあり、
彼らの口、心にあって
これを行うことができると
告げられるのです。

主のみこころが分からず、
主に従えないのではない。
主はみこころを明らかにし、
みことばに従えるように
助けてくださる。

だからこそ19節でモーセは
いのちを選び取るように
イスラエルの民に命じるのです。

私たちにもみことばが与えられ、
みことばに従う心が
与えられています。

だからいつでもいのちを選び取り、
主を愛し、御声に聞き従い、
主にすがって歩んで参りましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、いのちを選び取ることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。