【日々のみことば】10月29日

ダビデの勇士たち[サムエル記第二 23:18-39]

エホヤダの子ベナヤは
 これらのことをして、
三勇士とともに名をあげた。
          Ⅱサムエル23:22

ダビデの周りには優秀な
勇士たちがたくさんいました。
彼らは主のため、ダビデのために
命がけで仕えたのです。

主は彼らを用いて
イスラエル王国を
確立されました。

この名簿の中で興味深いのは、
39節に「ヒッタイト人ウリヤ」
の名があることです。

ウリヤはバテ・シェバの夫でした。
けれどダビデはバテ・シェバとのことで
彼を敵の手によって殺してしまうのです。

今日の箇所を見ると、彼がただの兵士ではなく
優秀な勇士であったことが分かります。
そんなウリヤをダビデは簡単に
殺してしまうのです。

ここから罪の恐ろしさを覚えます。
罪は主の働き人、自分のために
心から仕えてくれる人を
排除してしまうことがあるのです。

しかしここにウリヤの名が記されることで
ダビデの罪が隠さず、明らかにされます。
このように明らかにすることで、
ダビデの罪は残り続けないのです。

私たちも忘れたい失敗・悪が
あるかも知れません。
でもそれらを明らかにすることで、
私たちの罪はイエス様の贖いによって
完全に取り除かれるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、忘れたい失敗、悪を明らかにすることで

イエス様のゆえに罪が取り去れることを信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。