罪のない者が[ヨハネの福音書 7章53節-8章20節]
「わたしもあなたにさばきを下さない。
行きなさい。これからは、
決して罪を犯してはなりません。」
ヨハネ 8:11
*聖書をお持ちでない方は
以下のページをご覧ください。
朗読も聴くことができます。
https://prs.app/ja/bible/jhn.8.jdb
律法学者、パリサイ人が
イエスさまのところに
姦淫の場で捕らえられた
女性を連れてきます。
それはイエスさまを試し、
イエスさまに恥を
かかせるためでした。
彼らは自分たちの規律を
守ることしか頭にありません。
女性の心を思う気持ちは
全くないのです。
ただ律法に反することをしたから、
彼女は石打ちにすべきだ。
そうでしょう、イエスさまと。
ここでもしイエスさまが
彼女を罪に定め、
石打ちにすることを
良しとされたら、
イエスさまを信じている人たちも、
幻滅したことでしょう。
律法学者、パリサイ人たちと
何ら変わらず、そこに愛を
感じることはなかった。
逆に、律法を軽んじるなら、
律法学者、パリサイ人たちに
神さまの戒めを破って、
不信仰だと指摘されたはず。
このような中で、イエスさまは
何をされたか。
地面に何かを書いておられた。
何を書いておられたのかは
分かりません。
律法学者たちはイエスさまが、
問題から逃げているように
思ったのでしょう。
しつこくイエスさまに問いかける。
するとイエスさまは立ち上がって一言。
「あなたがたの中で罪のない者が、
まずこの人に石を投げなさい」
そしてまた黙って、地面に
何かを書き続けられるのです。
このことばを聞いて、
そこにいた人たちは自問します。
それから年長者から始めて、
一人ひとり、女性とイエスさまから
離れ去っていくのです。
すべての人が自分に
罪があると分かっていた。
彼女にさばきを下す人は
誰もいなかったのです。
残されたのは全く罪のない
イエスさまと女性だけ。
そのイエスさまが
彼女に宣言されます。
「わたしもあなたに
さばきを下さない」
イエスさまは彼女の罪を赦された。
彼女が何かしたから赦されたのですか。
彼女は何もしなかった。
ただイエスさまのところにとどまった。
私たちにとって大切なことは
イエスさまから離れず、逃げないこと。
人は私たちを責めるし、
罪に定めるかもしれない。
でもイエスさまは私たちとともにおられ
私たちに対して「わたしもあなたに
さばきを下さない」と言われるのです。
私たちの罪は赦されている。
大切なのは、罪を犯し続けないこと。
イエスさまから離れず、
イエスさまとともに生きること。
このようにイエスさまにある私たちを
だれも罪に定めることはないのです。
なんと幸いなことでしょう。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、イエスさまのゆえに私の罪を赦し、
生かしてくださることを感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。


