【日々のみことば】5月13日

十二人の族長たち[使徒の働き 7:1-16]

族長たちはヨセフをねたんで、
 彼をエジプトに売り飛ばしました。
             使徒 7:8

信仰と聖霊に満ちたステパノは
サンヘドリンでも躊躇することなく
主を証しします。

彼はイスラエルの歴史を
サンヘドリンで語るのです。
ヤコブの子どもたちは十二人でした。

そのうちの一人、ヨセフを
兄弟たちはねたみます。
そして彼をエジプトに
売り飛ばす。

でも神様がともにおられた
ヨセフは、ありとあらゆる
苦難から救い出され、
エジプトの高官までなるのです。

そして自分を売り飛ばした
兄弟たちを赦し、彼ら全員を
エジプトに呼び寄せます。

ステパノは、このヨセフと
自分を重ねているのでしょう。
ステパノもまたユダヤ人の
リーダーたちにねたまれ、
捕えられているのです。

イスラエルの歴史は、
神様に逆らい、人をねたむ。
いや私たちの人生もまた、
神様に逆らい、人をねたむ。

そんな私たちを主はあわれみ、
主を愛し、人を愛するように
イエス様にあって
造り変えてくださったのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたに逆らい、

人をねたむ私たちを
 造り変えてくださったことを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月11日

神に従うべきです[使徒の働き 5:27-42]

「人に従うより、神に従うべきです」
             使徒 5:20

大祭司たちは、使徒たちに
イエス様の名によって教えては
ならないと命じたのにそれを破り、
自分たちの教えを広めている。

しかもイエス様の血の責任を
自分たちに負わせようとしていると
尋問するのです。

どうにか脅して、力ずくで
宣教を辞めさせようとします。
そんな彼らにペテロたちは
答えるのです。

「人に従うより、神に従うべきです」
そしてもう一度はっきりと
彼らが十字架にかけたイエス様を
神さまがよみがえらせた。

自分たちはそのことの証人で、
自分たちに与えられた聖霊も
証人だと大胆に宣言します。

これを聞いて議会は怒り狂い、
使徒たちを殺そうとするのです。
彼らは何でそんなに
怒り狂ってしまったのでしょうか。

それは自分たちの教え・伝統が
使徒たちによって侮辱され、
それらを守らなければ
と思ったからでしょう。

私たちも同じように
信仰を守るためではなく、
自分たちの考え・伝統を
守ろうと戦うことがあります。

その戦いは不毛で、
むしろ神さまに敵対することになる。
だからこそいつも自分の思いは
主とともにあるかを
吟味する必要があるのです。

人に従うより、
神さまに従う。
自分の思いよりも、
神さまのみこころを優先する。
そんな一日となりますように。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのみこころを今日も教えてください。

またそれに従う力を与えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月10日

いのちのことばを語る[使徒の働き 5:12-26]

「行って宮の中に立ち、
 人々にこのいのちのことばを
すべて語りなさい」と言った。
             使徒 5:20

使徒たちによって
多くのしるしと
不思議が行われます。

それを見た多くの人は
主を信じるのです。
また彼らの仲間に
加わろうとしない人たちも
彼らを尊敬していたそうです。

このように使徒たちが
人々から認められることで
サドカイ人たちはねたみに燃え、
彼らを捕えるのです。

ところが夜、主の使いが
牢の戸を開けて、
彼らを解放します。

そのとき「行って宮の中に立ち、
人々にこのいのちのことばを
すべて語りなさい」と言うのです。

このことばに従って
彼らは恐れることなく宮に行き
いのちのことばを語ります。

このような行為は使徒たちを
迫害する人たちを当惑させるのです。
聖霊が臨んだ使徒たちは、
大きな力を受けています。

恐れることなく、前進するのです。
そして主が彼らの背中を押し、
彼らを助け、励まされます。

私たちも聖霊に満たされるとき、
主の力を受けて、いのちのことばを
語ることができるのです。

ですからまず、聖霊に満たされ、
主の力を受けることができるよう、
祈っていきましょう。

そして主のいのちのことばを
使徒たちのように大胆にあかしし、
主の素晴らしさが
ほめたたえられますように。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちを聖霊に満たし、

あなたの力を受けることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月9日

神さまを欺く[使徒の働き 4:32-5:11]

使徒たちは、主イエスの復活を
 大きな力をもって証しし、
大きな恵みが彼ら全員の上にあった。
             使徒 4:33

初代教会の人たちは、
心と思いを一つにし、
主イエス様の復活を
大胆に証ししていました。

そして大きな恵みが
全員の上にあったのです。
彼らの中には、一人も乏しい者が
いなかったとあります。

そんな中でも、
問題が出てくるのです。
一組の夫婦がサタンに心を
奪われ、仲間たちに嘘をつく。

そのことが明らかになったとき、
ペテロははっきりと彼らに
「あなたは人を欺いたのではなく、
神を欺いたのだ」と告げるのです。

私たちの歩みの中でも、
サタンに心を奪われそうに
なるときがあります。

それに打ち勝つには、
どうすれば良いのでしょうか。
日々祈り、主の助けに拠り頼み、
主から目を離さないこと。

今日も信仰の創始者であり
完成者であるイエス様から
目を離さずに歩んで参りましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、主イエス様から目を離さずに

歩めますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月8日

心を一つにして[使徒の働き 4:13-31]

私たちは、自分たちが
 見たことや聞いたことを
話さないわけにはいきません。
           使徒 4:20

ペテロとヨハネの弁明を聞いた
ユダヤ人のリーダーたちは
イエス様の名によって語ることも
教えることもしてはならないと命じます。

それに対してペテロとヨハネは
神に聞き従うほうが
神の御前に正しい。

自分たちが見たこと
聞いたことを
話さないわけには
いかないと反論するのです。

さらに彼らは自分たちが
脅されたことで
意気消沈するのではなく
神様をあがめます。

そして仲間のところに帰り、
心一つにして神様に向かって
迫害の中にあっても、
みことばを大胆に
語らせてくださいと祈るのです。

この祈りを主は聞かれ、
聖霊に満たされた彼らは
神様のことばを大胆に
語ります。

私たちの歩みにおいても
様々な試み、苦悩があるのです。
みことばを語ることが
妨げられることもあるでしょう。

そのとき私たちは恐れて、
黙ってしまうことが
多いような気がします。

でも恐れず、引かず、
ともに主に向かって
祈ることができたら幸いです。

主は私たちに力を与えてくださり、
主のことばを大胆にあかしし、
主をほめたたえるものと
してくださることでしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、みことばを大胆に

語る力を与えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月7日

救われるべき名[使徒の働き 4:1-12]

この方以外には、
 だれによっても救いはありません。
天の下でこの御名のほかに、
 私たちが救われるべき名は
人間に与えられていないからです。
            使徒 4:12

生まれつき足の不自由な人が
癒やされたことで、
ペテロとヨハネは
捕えられます。

そしてユダヤ人のリーダーたちの
前で弁明することになるのです。
リーダーたちは何の権威によって
男性を癒やしたのかと問います。

彼らは男性の癒やしを
ともに喜べないのです。
ペテロとヨハネに
嫉妬しています。

そんな彼らにペテロは
はっきりと告げます。
男性が癒やされたのは、
彼らが十字架につけ、
神様が死者の中から
よみがえらせた
イエス様の名によると。

彼らはイエス様を
信じることができず、
イエス様を捨ててました。

このように彼らが捨てた
イエス様以外には、
だれによっても
救いはないと語るのです。

私たちには、イエス様の
御名のほかに救われるべき名は
与えられていません。

私たちはすぐにイエス様以外の
ものに救いを求めてしまう
弱さがあるのです。

だからこそ私たちは日々、
イエス様の御名のほかに
救いはないと告白し、
イエス様に信頼して
歩んでいきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、イエス様の御名のほかに

救いはないことを心から信じて歩めますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】5月4日

ペテロの説教[使徒の働き 2:14-36]

しかし神は、イエスを
 死の苦しみから解き放って、
よみがえらせました。
          使徒 2:24

ペテロは使徒たちが様々な
言語で話すのを聞き、
当惑している人たちに
はっきりと福音を語ります。

ペテロが繰り返しているのは、
イエス様を十字架につけたのは
ユダヤ人であるということ。

そして十字架で死なれた
イエス様を父なる神様が
よみがえらせてくださったこと。

そしてイエス様が聖霊を
注いでくださったこと。

確かにユダヤ人たちは
イエス様を”十字架につけろ”と
叫びました。
だから彼らの責任は重い。

でもイエス様の十字架の
責任を彼らだけに
負わせるのではありません。

私たちもまた彼らと同じように
イエス様を十字架に
つけた者たちだからです。

けれど主なる神様はユダヤ人にも
私たちにも十字架の責任を負わせ、
私たちをさばかれないのです。

私たちに望んでおられることは、
私たちが自分の罪を認め、
悔い改め、イエス様と
ともに生きること。

これは一度限りのことではなく、
毎日、自らを吟味していく
必要があるのです。

今日も一日、主の十字架を思い、
主の十字架以外に救いがないことを
忘れず、悔い改めて、
イエス様とともに歩んでいきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、イエス様の十字架は私の罪のためで

あったことを忘れませんように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。