【日々のみことば】4月22日

間に立つ[民数記 16:36-50]

彼が死んだ者たちと
 生きている者たちとの
間に立ったとき、
 主の罰は終わった。
           民数記 16:48

コラと仲間たちが
主の罰を受けた後、
イスラエルの民はまたもや
モーセとアロンに不平を言います。

「あなたがたは主の民を殺した」
その時、主の栄光が現れ、
モーセに民たちを断ち滅ぼすと
告げるのです。

それを聞いたモーセはアロンに
彼らのために宥めを行うように
命じます。

そしてアロンが死んだ者と
生きている者の間に立ったとき、
主の罰は終わるのです。

どこまでいっても反省せずに、
身勝手なことを繰り返す民たち。
でも主はモーセとアロンの祈りと
宥めによって罰を終わらされます。

私たちも主の御怒りの中にあり、
死ぬべき者たちでした。
そんな私たちのためにイエス様が
宥めとなってくださいました。

このイエス様の宥めと仲介によって
今、私たちは御怒りによって
滅びる者ではなく、
神様の前に生きる者となったのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、イエス様の宥めによって

生きる者とされていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月21日

コラたちに対するさばき[民数記 16:16-35]

「神よ、すべての肉なるものの霊を
 つかさどる神よ。
 一人の人が罪ある者となれば、
 全会衆に御怒りを下されるのですか。」
              民数記 16:22

モーセはコラに火皿を取って、
主の前に持ってくるように命じます。
それに従ってコラとその仲間たちが
会見の天幕の入り口に立つのです。

そのとき、コラは二人に逆らわせようと
全会衆を天幕の入り口に集めます。
そうすると主の栄光が
全会衆に現れるのです。

主は全会衆をたちどころに
滅ぼし尽くすとモーセとアロンに告げます。
それに対して二人はひれ伏して、
全会衆を滅ぼさないでくださいと願うのです。

その結果、主に背いたコラと
その仲間たちにさばきが下されます。
このさばきは、本当に恐ろしく、
目を覆いたくなるのです。

どれほどモーセが彼らのために
とりなし、主がゆるされ、
あわれまれても、
彼らは全く主に立ち返りません。

逆にエスカレートしていくのです。
これが私たち人間の罪の結果でしょう。
本来の私たちは悔い改められない。
罪に罪を重ね、滅びるしかなかった。

でも父なる神様は、
そんな私たちをなおもあわれまれ、
悔い改めて生きることを願われたのです。
そのためにイエス様を遣わしてくださいました。

私たちは今、イエス様の恵みによって
聖霊なる神様の絶えざる語りかけによって
悔い改める心が与えられ、
主に立ち返ることができているのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、悔い改めることを知らなかった

私たちにイエス様を通して悔い改めへと
 導いてくださっていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月20日

主がお選びになる者[民数記 16:1-15]

主がお選びになるその人が、
 聖なる者である。
            民数記 16:7

レビ人であるコラたちは、
モーセとアロンに立ち向かいます。
約束の地に入ることができなくなって
イライラしていたのかもしれません。

でも約束の地に入れなくなったのも
彼らのせいです。
でも彼らは悔い改めず、
モーセとアロンに不満をぶちまけます。

「あなたがたは分を越えている」
「全会衆が聖であるのに、
 なぜ二人が主の集会の
 上に立つのか」

それを聞いてモーセはひれ伏します。
そして彼らに答えるのです。
「主に属する者はだれか」
「聖なる者をご自分に近寄せられる」
「主がお選びになる人が、聖なる者」

聖なる者と決めるのは、
自分たちではないとはっきり
モーセは語るのです。

またコラたちも、主に特別に選ばれ、
主の幕屋で奉仕する使命が
与えられていました。
主が近寄せられていたのです。

それにも関わらず、
彼らはモーセとアロンをねたむ。
なぜでしょうか。

それは彼らが自分の分を
越えていたからでしょう。
謙遜に自らの使命を
全うしようとしないのです。

これが彼らの大きな問題でした。
私たちも自分の分を越えて、
高慢になっていることはないでしょうか。

また人の賜物をうらやみ、
自分に与えられている使命を
軽んじていることはないでしょうか。

私たちは主に選ばれ、
主に近寄せられた者たちです。
私たちの信仰、行いによって
今の私たちがあるのではないのです。

このことを覚えて、主の前にも、
人の前にもへりくだって
歩むことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたに選ばれ、

近寄せられたものであることを
 忘れることがありませんように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月19日

イスラエルの神となるために[民数記 15:22-41]

わたしが、あなたがたの神、主であり、
 私があなたがたの神となるために、
あなたがたをエジプトの地から
 導き出したのである。
わたしはあなたがたの神、主である。」
            民数記 15:41

主なる神様は民が、そして個人が
気がつかずに罪を犯したときに
どのようにしたら赦されるかを
語られます。

祭司が彼らのために宥めを
行うと彼らの罪は赦されるのです。
一方で、故意に主のことばに背くなら、
断ち切られると告げられます。

なぜ、このような厳しい教えが
民たちに与えられるのでしょうか。
それは聖なる神様が
彼らの神であるからです。

主は彼らの神となるために、
エジプトから彼らを
導き出してくださったのです。

彼らが苦しんでいたから、
彼らがかわいそうだから
エジプトから脱出させた
わけではありません。

そして神様が聖であるから
彼らも聖であることが求められたのです。
これは罪ある者として生まれた
イスラエルの民には難しいでしょう。

でも主は彼らが妥協して、
罪を犯し続けないように
彼らを励まし、導かれたのです。

私たちの救いも、
ただ私たちのためではありません。
父なる神様が私たちの神となって
下さるためにイエス様を遣わし、
私たちを救って下さったのです。

そしてイエス様にあって
私たちは今、義とされています。
だからと言って、いつもきよい歩みが
できるわけではないのです。

ですからいつも自分の心を見守り、
罪を犯し続けて、
主に背き続けないのように
祈って行く必要があるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたが私たちの神となって

くださったことを感謝します。
 あなたが聖であるように、
私たちも聖なる者として歩めますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月18日

主に献げる[民数記 15:1-21]

初物の麦粉のうちから、
 あなたがたは代々にわたり、
主に奉納物を献げなければならない。
            民数記 15:21

15章からイスラエルの民が
約束の地カナンに入ったときに
献げるささげ物や、掟について
語られています。

主へのささげ物について
細かな規定がなされているのです。
主はそのささげ物を芳ばしい香りと言われ、
喜ばれていることが分かります。

また17節以降では初物の麦粉を
主の奉納物として
献げなければならないと
命じられるのです。

これは主に一番よいものを
献げるということでしょう。
そして自分たちに与えられている
すべては主のものであるという
信仰告白でもあります。

私たちはすぐに全てのものが
主によって与えられていることを
忘れてしまうのです。

ですから意識して、
神様に返していくことが
大切なのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの恵みに感謝して、

返していくことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月17日

モーセの警告[民数記 14:26-45]

「あなたがたはいったいなぜ、
 主の命令を破ろうとするのか。
 それは成功しない。
            民数記 14:41

主は不平を言ったイスラエルの民が
40年荒野で自分たちの咎を
負うことを告げます。

それを聞いて民たちは
悔い改めるのではなく、
今度はカナンの地に
上って行こうとするのです。

ちぐはぐなことをする彼ら。
そんな彼らにモーセは警告します。
主の命令を破るな。

主があなたがたのうちに
おられないので上って行くな。
主に背いたので、
主はともにおられない。

しかし彼らはこの警告を無視して、
上って行きます。
そして打ち負かされてしまうのです。

しっかり落ち着いて主の御声を聞かず、
条件反射のような行動を
続けるイスラエルの民。

私もそういうことがあります。
失敗したり、間違えたりすると、
逆に振れてしまうのです。

でも主が望んでおられるのは
私たちが主に立ち返って、
落ち着いていること。

そのとき自分のすべきことが分かり、
主の喜ばれる歩みを
することができるでしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたに立ち返って

落ち着いて行動できますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】4月15日

主に背くな[民数記 14:1-10]

ただ、主に背いてはならない。
 その地の人々を恐れてはならない。
            民数記 14:9

イスラエルの民は、偵察隊の
ネガティブな意見に動揺します。
そして一人のリーダーを立てて
エジプトに帰ろうと言うのです。

それを聞いて、モーセとアロンは
彼らの前でひれ伏します。
またヨシュアとカレブが
彼らに訴えるのです。

主の約束してくださった地は
良い地だった。主に背くな。
主がともにいてくださるから、
彼らを恐れてはならない。

それを聞いても民は
悔い改めないのです。
逆に二人を殺そうとします。
なぜでしょうか。

それは二人の語ることが
あまりにも非現実的で、
彼らには理解できなかったからです。

このように主に従う道は
簡単ではありません。
反対されることもあるのです。

それでも恐れることなく、
主に信頼できますように。
その時、主が必ず助けを与え、
主の栄光を現してくださいます。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、恐れることなく、

主の道に従うことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。