【日々のみことば】1月12日

安息日を守って[申命記 5:11-21]

安息日を守って、
 これを聖なるものとせよ。
          申命記 5:12

主がモーセを通して、シナイ山で
イスラエルの民に与えられた
十戒が告げられています。
12-15節は安息日についてです。

安息日はただ何もしない
日ではありません。
安息日に休むことで、
二つのことを覚えるためでした。

一つはイスラエルの民が
エジプトで奴隷であったこと。
それは大変な苦しみでした。

でも彼らはすぐにその苦しみを
忘れて、主に文句を言ってしまう。
私たちも自分が救い出される前、
どれほど悲惨であったかを忘れやすい。

だから安息日のたびに、
自分の罪の現実を覚えるのです。

二つ目にエジプトから主が
導き出された恵みを覚えるため。
主はイスラエルの民に対して
素晴らしいみわざを成してくださいました。

これは神様の一方的な憐れみ。
このあわれみを彼らはすぐに忘れ
エジプトの方が良かったといってしまう。

私たちもイエス様の尊い犠牲に
よって救われましたが、
その恵みを忘れやすい。

だから安息日のたびに、
主の救いに感謝して、
主をほめたたえるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちを悲惨な罪から

救い出してくださり、ありがとうございます。
 この恵みを覚え続けていけますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月11日

ねたみの神[申命記 4:44-5:10]

あなたの神、主である
 わたしは、ねたみの神。
          申命記 5:9

主はねたみの神。
主なる神様はイスラエルの民が
偽りの神々に仕えることに
耐えることができません。

それほどイスラエルの民を愛し、
彼らの神となることを
望まれているということ。

またただ彼らを愛するだけでなく、
彼らに愛されること、
唯一の神であると
ほめたたえられることを望まれます。

これは私たちに対しても同じです。
主は私たちが主の民となり、
私たちを愛してくださったがゆえに
イエス様を送って下さいました。

そして私たちが主を愛し、
主を唯一の神として仕え、
賛美することを何よりも
喜んで下さるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたを愛し、

あなたを心から賛美することができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月10日

主だけが神[申命記 4:32-43]

今日あなたは、上は天、
 下は地において主だけが
神であり、ほかに神は
 いないことを知り、
心にとどめなさい。
          申命記 4:39

主がイスラエルを愛し、
選ばれたので、
彼らに大きなみわざをなされ
彼らに語られました。

また彼らを他の民族から
取り分けられたのは、
主が彼らの神となり、
主だけが神であることを
知るためでした。

さらに彼らに約束の地を与え、
その地で、主の掟と命令を
行うことで、彼らの日々が
長く続くためだったのです。

ここだけ読んだだけでも、
主がどれほどイスラエルを愛し、
彼らの幸いを願っておられたがが
良く分かります。

この主は今、私たちをも選んでくださり、
私たちを愛し、私たちに幸いを
与えてくださるのです。

そのために私たちには
主のみことばが与えられ、
主のみことばに生きる恵みが
与えられているのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの選びと愛とみことばを

ありがとうございます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月9日

憐れみ深い神[申命記 4:15-31]

あなたの神、主は
 あわれみ深い神であり、
あなたを捨てず、
 あなたを滅ぼさず、
あなたの父祖たちに誓った
 契約を忘れないからである。
          申命記 4:31

主はねたむ神。偶像を造り、
それを拝むことを憎まれ、
忌み嫌われます。

モーセはイスラエルの民が
偶像礼拝をするなら、
約束の地から追われ、
絶ち滅ぼされると告げるのです。

でも彼らが主を探し求め、
心を尽くして、
いのちを尽くして求めるとき
主にお会いすることができる。

これは実際に起こったことです。
主は憐れみ深い神。
イスラエルを決して捨てることなく、
滅ぼし尽くされませんでした。

このあわれみは、私たちにも
今、注がれています。
私たちが主から離れても、
主以外のものを第一としても
私たちが悔い改めて立ち返るなら、
主は赦してくださる。

私たちが主を探し求めるなら、
主は私たちに会って下さる。
この主のあわれみと赦しによって
私たちは生かされているのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのあわれみによって

生かされていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月8日

いつも近くに[申命記 4:1-14]

まことに、私たちの神、
 主は私たちが呼び求めるとき、
いつも近くにおられる。
          申命記 4:7

モーセはイスラエルの民に
主の命令を守らなければ
ならないと告げます。

主の命令を守るのは、
神様のためではなく、
イスラエルの民のため。

彼らが主にすがり、
主に呼び求め、
主がいつも側にいて
くださることを忘れないため。

そして自分の内だけに
とどめるのではなく、
子どもや孫たちに
教えるように命じます。

主のみことばは私たちが
どのようなものであるかを
はっきりさせてくれるのです。

私たちが主のみことばを守るのも、
強制されてではなく、
それが私たちにとって恵みだから。

私たちの主は、この天と地を造られ、
私たちの近くにいつもおられる
偉大なお方。

この素晴らしい恵みを覚え、
みことばに従って行きましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのみことばに

従い続けることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月6日

恐れてはならない[申命記 3:1-11]

そのとき、主は私に言われた。
 「彼を恐れてはならない。
        申命記 3:2

モーセたちがバシャンへの道を
上って行くと、バシャンの
王オグが、迎え撃つために
出てくるのです。

バシャンの王オグはゴリアテの
ような大きな人であったようですが、
イスラエルの民は恐れることなく、
戦い、勝利を得ます。

最初、カナンの地に上ろうとしたとき、
イスラエルの民はカナンに住む人々が
大きく背が高いことで恐れたのです。

でも次の世代は、恐れることなく、
主の約束を信じて、従います。
ここに主の勝利があるのです。

私たちも色々な恐れがあります。
越えられないような壁が
立ちふさがることもあるのです。

そんなとき、主のことばを信じ、
主に信頼して、恐れることなく、
向かって行くことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、日々恐れることなく、

あなたに信頼して歩めますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月5日

主が命じられたとおり[申命記 2:26-37]

・・・私たちの神、
 主が命じられたとおり
近寄らなかった。
        申命記 2:37

モーセをリーダーとした
イスラエルの民は、
40年前の不信仰から立ち返り、
主の命じられたとおりに行います。

また彼らは24節で主が
「見よ、わたしはヘシュボンの
 王アモリ人シホントその国を、
 あなたの手に渡す。占領し始めよ。
 彼と戦いを交えよ」とのことばに
ただ盲目的に従っていません。

戦いを交える前に、
まず友好のことばを
伝えるのです。

このように主のことばを
しっかり考え、
守り行っていくことが
大切であると分かります。

みことばが何を語り、
どう生きることを主が
望んでおられるのかを
日々思い巡らしていく。

今日も主に聞きながら、
一つ一つの出来事に
対処していくことが
できたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのみこころを知り、

生きる者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月4日

何一つ欠けたものがない[申命記 2:1-25]

この四十年の間、あなたの神、
 主はあなたとともにいて、
あなたには何一つ
 欠けたものがなかった。
         申命記 2:7

主の命令に逆らい荒野で
40年旅することになった
イスラエルの民。

でも主は彼らを見捨てられた
わけではなく、40年彼らを
見守り続けてくださいました。

主は彼らとともにいて、
何一つ欠けたものがなかったのです。
どれだけ主のことばに従わなくても
主はあわれみ続けてくださる。

これがイスラエルの神、主であり、
私たちを今も導いて、
共にいてくださる主です。

私たちのこれまでの人生も、
何一つ欠けたものがありませんでした。
主がすべての必要を
満たしてくださったのです。

この主の私たちへのあわれみ、
愛によって私たちは
生かされています。

そして救いの完成に向けて
私たちを導き続けてくださるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたが全ての必要を満たしてくださり、

救いの完成に向けて導き続けてくださることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。

【日々のみことば】1月3日

主に逆らい続ける民[申命記 1:34-46]

あなたがたにこう告げたのに、
 あなたがたは聞かず、
主の命に逆らい、
 不遜にも山地に上って行った。
         申命記 1:43

イスラエルの不平を聞かれた
主は怒られ、現役の世代は
約束の地を見ることが
できないと告げられます。

そして向きを変えて
荒野に向かって旅立てと
命じられるのです。

これに対してイスラエルの民は
またしても主の命令に逆らい、
戦いに上って行きます。

どこまでも主の教えに
従えない民。
罪に罪を上塗りするのです。
これはまさに私たちの姿。

私たちも主の教えに直ぐに
背いてしまいます。
主の命令とは正反対のことを
してしまうのです。

そういう弱さがあります。
だからこそいつも謙遜に
主のみことばに聞く
必要があるのです。

また聞くだけでなく、
主のことばに従うことも大切。
この主のことばに従うために、
主は聖霊を与えてくださいました。

今年も主の聖霊を消すことなく、
聖霊の助けをいただき、
主のことばに従って
歩ませていただきましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、常にあなたの前にへりくだり、

聖霊なる神様の助けによって
 あなたのみことばに従う者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。