【日々のみことば】9月14日

ユダの懇願

ユダはヨセフにベニヤミンだけでも
父の元に帰ることができるように、
懇願する。
ユダの父イスラエルに対する愛がよく分かる。

もしかしたら父イスラエルはヨセフが
いなくなったのは兄たちの策略に
よるかもしれないと考えていたのかもしれない。
だからベニヤミンも彼らによって
いなくなってしまうことを恐れていた。
それでもユダは父を説得し、誓った。

そして父との約束通り、自分を犠牲にして、
父イスラエルとベニヤミンを守ろうとする。
多くの時間を経て、ユダも主によって
整えられていく。
ヨセフだけを偏愛する父に様々な感情があったはずだが、
ユダは父のことを考え、父を愛する。

私たちも自らの感情や過ちによって、
傷を受け、失敗する。
けれど主はそれらを全て受け入れてくださり、
主の時まで練り、きよめてくださる。

父よ、ユダの父への愛を覚えます。
 私たちも様々な感情を乗り越え、
愛に生きる者とさせてください。

 ですから、どうか今、このしもべを、
  あの子の代わりに、あなた様の奴隷としてとどめ、
 あの子を兄弟たちと一緒に帰らせてください。
                 創世記44:33