父との再会
ヨセフは約20年ぶりに父ヤコブと
再会する。
またヨセフは父たちや兄弟たちが
住むにふさわしい場所を提案し、
ファラオへの応答の仕方も指南する。
父ヤコブはファラオの前に立ち、
自分のこれまでの歩みを語る。
ヤコブの「私の生きてきた年月はわずかで、
いろいろなわざわいがあり」は本心だろう。
彼は多くの苦しみを経験した。
自らの弱さ、欠けゆえでもあるが、、
それでも主はヤコブとともにおられた。
その主の導きを信じているからこそ、
ファラオを主の御名で祝福する。
私たちの人生もいろいろある。
すべてが上手くいくことなどあり得ない。
けれど主は私たちを導き、
主の祝福をもって人々を祝福するように
私たちを招いておられる。
父よ、ヤコブの人生、本当に色々ありました。
それでも主がともにおられ導かれたように、
私たちをも導き、祝福のもといとさせてください。
私がたどってきた年月は百三十年です。
私の生きてきた年月はわずかで、
いろいろなわざわいがあり、
私の先祖がたどった日々、
生きた年月には及びません。
創世記47:9