手放す信仰
今、私に聞きなさい。
あなたがたの同胞の中から
捕えられた捕虜を帰しなさい。
主の燃える怒りがあなたがたに
臨んでいるからだ。
Ⅱ歴代誌28:11
南ユダの王アハズは、主の前に悪を行う。
そのため主はアラムと北イスラエルの手に
彼らを渡される。
それによって南ユダは大損害を受け、
多くの民が、捕虜として連れて行かれる。
そんな中でも主は南ユダの人々を
あわれんでくださる。
預言者を北イスラエルに遣わされ、
彼らの罪を指摘し、
捕虜を南ユダに帰すように命じられる。
その預言者のことばに北イスラエルの人々は、
素直に応答し、南ユダで捕えた捕虜と
略奪したものをすべて手放す。
しかもただ手放すのではなく、
恵みを施して。
そして南ユダと北イスラエルの境にある
エリコの町に連れて行って解放する。
南ユダの人々は悔い改めたわけでもなければ、
主に叫び求めたわけでもなかった。
それでも主は彼らを救い出され、
恵みをもって彼らをもとの所に帰される。
主の恵みは私たちの理解を超えている。
考えられないほど大きな愛で、
主は私たちを導いてくださる。
父よ、罪深い私たちをあわれみ、
あなたの測り知れない愛を
注ぎ続けてくださっていることを感謝します。