私の隣人
彼は言った。「その人にあわれみ深い行いをした人です。」
するとイエスは言われた。
「あなたも行って、同じようにしなさい。」
ルカの福音書10:37
律法の専門家は、自分は永遠のいのちを
受け継ぐにふさわしいと考えていました。
そしてイエス様にも認められ、
自分の正しさを誇ろうとしたのでしょう。
けれどイエス様はたとえを通して、
彼が思い描いていた隣人とは、
全く違う隣人の姿を語るのです。
隣人になるとは傷つき倒れている人がいるとき、
かわいそうに思い、近寄る人。
イエス様は彼にも同じようにするように命じられます。
彼がこの後、どのようにしたかは分かりません。
でも恐らく自分の正しさ、誇りは
砕かれたことでしょう。
このところを通して、
私は傷つき倒れている人たちを
見過ごしていないだろうかと
問われました。
かわいそうに思い、近寄る。
一見簡単そうに見えて、
自分のことばかりを考えているなら、
隣人になるのは難しい。
主がまず私たちの隣人と
なってくださったことを覚え、
キリストのように隣人となれますよう、
祈っていきたいと願います。
父よ、キリストが私たちの隣人となって下さり、
あわれんでくださったことを感謝します。