低くされた者[ルカ18:1-14]
一方、取税人は遠く離れて立ち、
目を天に向けようともせず、
自分の胸をたたいて言った。
「神様、罪人の私をあわれんでください。」
ルカ18:13
9節に「自分は正しいと確信していて」
とあります。なぜ自分が正しいと
確信していたのでしょうか。
それは彼が他の人と比べて、
善行をしていると思っていたからです。
自分の行いを誇っていました。
確信するって、危険ですね。
自分がどんどん高くなり、
自分が完璧な神であるかのように
人を見下し、さばき始めてしまいます。
一方、取税人は周りからも、自分自身も
罪人である、父なる神様のあわれみを
受けるに価しない者であると、
思っていたのです。
彼は低くされていました。
そして自分自身を求めるのではなく、
父なる神様のあわれみを求めたのです。
そのような祈りを父なる神様は
喜んでくださり、
彼を正しいと認めてくださいました。
私たちも父なる神様に低くされるのです。
そのとき、父なる神様のあわれみに
すがるならば、父なる神様は
私たちを喜んで迎え入れてくださいます。
今日も主のあわれみにすがり、
主の正しさに生かしていただきましょう。
父よ、あなたに信頼します。
あなたによって低くされる時、
あなたのあわれみにすがる者とさせてください。