【日々のみことば】3月21日

神のものは神に[ルカ20:19-40]

 「では、カエサルのものはカエサルに、
   神のものは神に返しなさい。」
             ルカ20:25
イエス様を陥れようと、
祭司長、律法学者たちは必死です。
そしてローマ皇帝カエサルに税金を
納めることは律法にかなっているか問うのです。

納税に使われていたデナリ銀貨には
カイザルの肖像と
「テベリウス、神アウグストの息子」という
文字が刻まれていたのです。

このような銀貨を持ち、それを納めるのは、
律法に違反していると、ユダヤ人たちは
考えていました。だからといって、
ローマ政府に税金を納めなくて良いと言ったら、
ローマ政府に反逆することになってしまう。

どちらを答えても、難しい立場になる
この問いにイエス様は、
「カエサルのものはカエサルに、
神のものは神に返しなさい」と
答えられるのです。

カエサルの肖像が描かれているものは、
カエサルのもの。そして神のかたちに作られた
私たちは神様のもの。
だから私たちを神様に返していく。

どのように返していくのでしょうか。
それは私たちの生き方によって、
父なる神様の栄光を
現わすことを通してです。

また父なる神様のしてくださったことを
一つ一つ感謝し、
そのみわざに応えることを通してです。
今日も主に自らをささげ、
主を礼拝しましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 どうか私たちのからだを、聖なる生きたささげものとして、
あなたに献げることができますように