【日々のみことば】2月10日

ナルドの香油[ヨハネの福音書 12:1-11]

一方マリアは、純粋で非常に高価な
 ナルドの香油を一リトラ取って、
イエスの足に塗り、
 自分の髪でその足をぬぐった。
           ヨハネ123

マリアがイエス様に最高のもてなしをします。
イエス様の足に非常に高価なナルドの香油を
塗るのです。それを見たイスカリオテの
ユダは憤慨します。

もったいないと思うのです。
イエス様から心が離れていた彼は、
マリアがただ無駄なことをしていると
感じます。でもイエス様はマリアの行為を
心から喜ばれるのです。

なぜ彼女はイエス様に最高のもてなしを
することができたのでしょうか。
それは彼女がイエス様の足もとで、
イエス様のことばを聞いていたからです。

ここでもう一人、イエス様に最高の
もてなしをした人がいます。
それはマリアの姉妹マルタです。
「マルタは給仕し」ていたのです。

彼女はルカの福音書10章でも
イエス様に給仕しています。
けれど彼女はあまりの忙しさに心が乱れ、
イエス様に仕える喜びが消え、
イエス様に文句を言ってしまいます。

そんな彼女にイエス様は
「しかし、必要なことは一つだけです」と
言われるのです。それはマリアのように
イエス様のみことばを聞くことでした。

これを聞いたマルタがどのような
反応をしたか聖書には書かれていません。
けれど今日の箇所を見ると分かることは、
なおもマルタは給仕していたということです。

このときのマルタはもう心が乱れていません。
彼女なりにイエス様の十字架の備えをしたのです。
私たちもマリアやマルタに
ならうことができたらと願います。

イエス様に自分の持てる最高のもてなしをして、
イエス様に仕えることができたら、感謝です。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主よ、あなたに最高のもてなしをして、
あなたに仕える者としてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。