ねたみ[詩篇 73:1-16]
それは 私が悪しき者が栄えるのを見て
誇り高ぶる者をねたんだからだ。
詩篇73:3
人と比べて、どうして自分だけ
と思うことがあります。
不真面目な人の方が
得をしている気がするのです。
真面目に生きているのが
損であるかのように感じます。
詩篇の記者も、
そのような思いがあったのでしょう。
けれど彼はそのねたみによって、
自分の足がつまずきそうで、
歩みが滑りかけたと告白するのです。
自らの心をよく分かっています。
その苦しみの中で、
彼は沈黙します。
また悪者が栄える意味を
探ろうとするのです。
その答えは、後半に記されています。
ねたみは私たちの心を
悪い方向に向かわせます。
でもねたむ気持ちは
完全になくならないのです。
どうすれば良いのでしょう。
それは父なる神さまに近づくこと。
今日、父なる神さまは私たちを
招いてくださいます。
「わたしのもとに来て憩うように」と。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
主よ、ねたみが私の心を支配することがあります。
どうかねたみから自由にしてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。