覚えの分[レビ記 2:1-16]
祭司はその中から、ひとつかみの小麦粉と
油と乳香すべてを覚えの分として
取り出し、祭壇の上で焼いて煙にする。
レビ記2:2
2章では、穀物のささげ物の
ささげ方について記されています。
注目するところは「ひとつかみの小麦粉と
油と乳香すべてを覚えの分として」
取り出すことです。
自分のささげ物が主に
覚えていただけるように
ということでしょう。
使徒の働き10章を見ますと、
コルネリウスに向かって主は
「あなたの祈りと施しは神の御前に上って、
覚えられています」と言われるのです。
神を恐れ、民に施し、神様に絶えず祈る祈りは、
主の前に忘れられることなく、
すべて覚えられていました。
これはどれほど彼を励ましたことでしょう。
私たちの祈りも、ささげ物も、奉仕も、
すべて主の前に上り、覚えられています。
確かに実感が湧かないことがあるのです。
何もかも無駄に感じることもあります。
でも主は私たちの労苦を
何一つ無駄にされず、
私たちを忘れられないのです。
私たちの祈りを聞いてくださり、
答えてくださいます。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
主なる神様、私たちを日々、覚えてくださること、
心から感謝します。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。