【日々のみことば】3月12日

祭司としての任職[レビ記 8:1-21]

注ぎの油をアロンの頭に注いだ。
 こうして彼に油注ぎを行い、
彼を聖別した。
             レビ記8:12

8章は主の祭司としてアロンと
その子どもたちを任命するために
主が定められたことを
モーセが執り行っています。

モーセは民の前で、アロンたちの
任職の儀式を一つひとつ行うのです。
まず彼らを水で洗い、きよめます。
それから彼らに祭司としての
装束を身につけさせるのです。

それから幕屋とその中にあるもの、
祭壇とすべての用具に油を注ぎ、
それらを聖別します。
最後にアロンに油を注ぎ、
彼を聖別するのです。

すべてのものを聖別するのは、
きよい神さまのために
すべてのものが
用いられるからでしょう。

アロンが油注がれ、聖別されるのも、
彼が主の祭司として、民を代表して、
主に仕えるためです。
その務めは非常に重い責任を伴うものです。

だからより慎重に、重ねて、
きよめられる必要がありました。

私たちは今、キリストの血によって、
完全にきよめられているのです。
もう自分をきよめるための
儀式を行うことはありません。

だからといって適当に、
好き勝手に主に仕えたら
よいのではないのです。
日々、主の前に自らの罪を告白し、
主の前にきよくあることが求められています。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 主なる神様、キリストの血によって
聖別された者として、
 あなたに仕える者とさせてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。