【日々のみことば】4月11日

わたしがそれだ[ヨハネ 18:1-11]

イエスが彼らに「わたしがそれだ
 と言われたとき、彼らは後ずさりし、
地に倒れた。
             ヨハネ18:6

イエス様を捕えるために、
ユダを先頭に多くの人たちが
ゲッセマネの園にやってきます。

すべてのことをご存じのイエス様は
あえて彼らに尋ねます。
「だれを捜しているのか」
彼らは「ナザレ人イエスを」と
答えるのです。

そうするとイエス様は
「わたしがそれだ」と言われます。
それを聞いて、人々は
後ずさりして、地に倒れるのです。

イエス様の態度に彼らは
圧倒されたのでしょう。
また「わたしがそれだ」は
「エゴー・エイミー」です。

イエス様は人々に「わたしはある」と
ご自身が神の御子であることを
明らかにされたのです。

このようにイエス様に圧倒され、
イエス様がご自身を明らかにされたのに、
ユダを初め、人々はだれも
悔い改めません。

ユダが後悔するのは、
イエス様が死刑に
定められたときです。

私たちはどうでしょうか。
イエス様の権威に圧倒され、
イエス様の御名を知っているのに、
頑なにされていることはないでしょうか。

レントの期間、主に私たちの心を
探っていただきましょう。
そして素直に自らの悪・罪を認め、
悔い改めることができたら幸いです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの力に圧倒されながら、
なお頑なになってしまう私たちをあわれんでください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。