もはや以前のようでは[Ⅰサムエル1:1-18]
それから彼女は帰って食事をした。
その顔は、もはや以前のようではなかった。
Ⅰサムエル記1:18
ハンナの心は、ペニンナによって、
また子どもが与えられないことで
乱れていました。
そんな彼女に一番必要だったのは、
傷ついた心、平安が失われていた心に、
主の平和が訪れることでした。
彼女は主の御声を聞きたかったのです。
そのハンナに何も事情を知らない
エリから「シャローム」と語られました。
彼女は、それこそが主の答えであると
信じたのでしょう。
彼女は帰って食事をするのです。
そして彼女の顔は、
もはや以前のようではなくなりました。
悩み、憂い、いらだちから解放されたのです。
では、なぜハンナは何も状況が
変わっていないのに、
以前のようではなくなったのでしょうか。
それはエリのことばを通して、
主が自分の祈りに必ず
応えてくださるという
確信が与えられたからです。
私たちの歩みの中でも、
祈りの答えをいただく時があります。
主に祈り続けて、主の答えを待つならば、
主なる神様は、みことばによって、
人の口を通して、答えを与えてくださるのです。
父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、あなたが私たちに
平安を与えてくださることを
待ち望むことができますように。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。