【日々のみことば】5月8日

もはや以前のようでは[Ⅰサムエル1:1-18]

それから彼女は帰って食事をした。
 その顔は、もはや以前のようではなかった。
             Ⅰサムエル記1:18

ハンナの心は、ペニンナによって、
また子どもが与えられないことで
乱れていました。

そんな彼女に一番必要だったのは、
傷ついた心、平安が失われていた心に、
主の平和が訪れることでした。
彼女は主の御声を聞きたかったのです。

そのハンナに何も事情を知らない
エリから「シャローム」と語られました。
彼女は、それこそが主の答えであると
信じたのでしょう。

彼女は帰って食事をするのです。
そして彼女の顔は、
もはや以前のようではなくなりました。
悩み、憂い、いらだちから解放されたのです。

では、なぜハンナは何も状況が
変わっていないのに、
以前のようではなくなったのでしょうか。

それはエリのことばを通して、
主が自分の祈りに必ず
応えてくださるという
確信が与えられたからです。

私たちの歩みの中でも、
祈りの答えをいただく時があります。
主に祈り続けて、主の答えを待つならば、
主なる神様は、みことばによって、
人の口を通して、答えを与えてくださるのです。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたが私たちに

平安を与えてくださることを
 待ち望むことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。