【日々のみことば】5月11日

主を第一とする[Ⅰサムエル2:11-21]

ゆだねられた子の代わりとして、
 が、この妻によって、あなたに
 子孫を与えてくださいますように」
             Ⅰサムエル記2:20

エリの息子たちは、主を差し置いて、
最上の、尊い部分を取り上げて
自分のものにしてしまうのです。
この罪は主の前で非常に大きいものでした。

一方、サムエルは主の前に仕え、
エリの息子たちの影響を受けずに成長します。
彼の両親も毎年、いけにえをささげるために
宮に上り、主を第一とした生活を続けるのです。

そんな彼らにエリは祝福を与えるのです。
「主にゆだねられた子の代わりとして、
 主が、この妻によって、あなたに
 子孫を与えてくださいますように」

ここでエリが語るように、サムエルは
「主にゆだねられた子」でした。
ですから彼女は彼を自分のところに
留めることなく、主にささげます。

そんな彼女を主は顧みてくださり、
三人の息子と、二人の娘を与えてくださるのです。
ハンナは最愛の息子を主にささげ、
主なる神様を第一としました。

そのとき彼女は主から、
さらに大きな恵みを
いただくことができたのです。

私たちは、どうでしょうか。
日々、主に最上のものをささげ、
主を第一としているでしょうか。

手放すものがあるならば、
主にゆだね、手放すことが
できるようにお祈りしましょう。

父よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたを第一とし、

握っているものを手放す勇気を与えてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。