ダビデとサウル家の部下の戦い[サムエル記第二 2:12-32]
いつまでも剣が人を食い尽くして
よいものか。その果ては、
ひどいことになるのを知らないのか。
Ⅱサムエル2:26
ダビデの家来とサウル家の家来が
戦いをします。その理由は書かれて
ありませんが、イスラエルとユダの
どちらが強いかを決めようとしたのでしょう。
その戦いは激しさを増し、
サウル家の兵士たちは、
ダビデの兵士たちに
打ち負かされるのです。
さらにダビデの家来アサエルは
アブネルを執拗に追いかけます。
アブネルは追うのをやめるように
告げますが、やめないのです。
そのためアサエルはアブネルに
殺されます。さらにアサエルの
兄弟ヨアブとアビシャイが
アブネルを追いかけるのです。
その時、アブネルは彼らに
冒頭のことばを告げます。
戦い・争いが長引けば
長引くほど問題は大きくなるのです。
けれど戦いをやめるのは、
勇気のいること。
私たちのうちにも
戦う欲求があります。
それを鎮め、戦う欲求を手放すように
主は私たちに日々語りかけてくださいます。
そして私たちを平和を造り出す者へと
変え続けてくださるのです。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、戦う欲求から私たちを自由にしてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。