【日々のみことば】9月20日

ダビデとサウル家の部下の戦い[サムエル記第二 2:12-32]

いつまでも剣が人を食い尽くして
 よいものか。その果ては、
ひどいことになるのを知らないのか。
          Ⅱサムエル2:26

ダビデの家来とサウル家の家来が
戦いをします。その理由は書かれて
ありませんが、イスラエルとユダの
どちらが強いかを決めようとしたのでしょう。

その戦いは激しさを増し、
サウル家の兵士たちは、
ダビデの兵士たちに
打ち負かされるのです。

さらにダビデの家来アサエルは
アブネルを執拗に追いかけます。
アブネルは追うのをやめるように
告げますが、やめないのです。

そのためアサエルはアブネルに
殺されます。さらにアサエルの
兄弟ヨアブとアビシャイが
アブネルを追いかけるのです。

その時、アブネルは彼らに
冒頭のことばを告げます。
戦い・争いが長引けば
長引くほど問題は大きくなるのです。

けれど戦いをやめるのは、
勇気のいること。
私たちのうちにも
戦う欲求があります。

それを鎮め、戦う欲求を手放すように
主は私たちに日々語りかけてくださいます。
そして私たちを平和を造り出す者へと
変え続けてくださるのです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、戦う欲求から私たちを自由にしてください。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。