主が良いと思われることを[サムエル記第二 15:24-37]
どうか、主が良いと思われることを
この私にしてくださるように。
Ⅱサムエル15:26
ダビデはツァドクたちが神の箱を
運び出したのを見て、
それをエルサレムに戻すように
命じます。
これはダビデが神の箱に何の
思い入れもなかったからではありません。
神の箱を自分勝手に
持ち出してはいけないと考えたのです。
彼は今、自分に起っている災いが
自らの罪の結果であることを
誰よりもよく分かっていました。
確かに罪は取り去られ、
死なないとの約束を与えられましたが、
罪の報いを受けていたのです。
その報いを彼は謙遜に受け止め、
主のあわれみにすがります。
「主がよいと思われることをこの私に」
と主に自らの処遇を委ねるのです。
これこそが罪赦され、主の恵みを
待ち望む私たちの姿でしょう。
何が何でも恵んでくださらなければ
困るという高慢な態度を捨てること。
「主が良いと思われることを
自分にしてくださるように」と
祈るなら、主が自分に最善を
成してくださると知るでしょう。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、あなたの恵み、あわれみにすがります。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。