アブサロムの死[サムエル記第二 18:1-18]
「私に免じて、若者アブサロムを
ゆるやかに扱ってくれ。」
Ⅱサムエル18:5
ダビデはアブサロムを王とする
イスラエルとの戦いを前にして
アブサロムをゆるやかに扱ってくれ、
すなわち殺さないでくれと命じます。
これはアブサロムに対する
ダビデのあわれみでした。
アブサロムが謀反を起こしたのも
自分のせいであると思っていたからです。
けれどヨアブはダビデの命令を無視して、
アブサロムを殺してしまうのです。
ヨアブは前にもアブネルを
殺しています。
彼は優秀な兵士だったかもしれませんが、
自分の感情のままに動き、
王の心を良く理解しようとしないのです。
ですからソロモンの時代に
彼は討ち取られるのです。
私たちも感情のおもむくままに
色々なことをしてしまうことがあります。
それによって多くの失敗をするのです。
そうならないために、
主が何を望んでおられるのかを
常に思い巡らし、主のみこころに
従う者とさせていただきましょう。
主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
父なる神様、自分の願い・思いではなく、
あなたのみこころを行う者とさせてください。
*聖書箇所は「日々のみことば」
(日々のみことば出版委員会)にもとづいています。