【日々のみことば】11月3日

王の心騒ぎ[ダニエル書 2:1-13]

ネブカドネツァルは何度か夢を見た。
 そしてそのために心が騒ぎ、
彼は眠れなかった。
            ダニエル2:1

ネブカドネツァル王は、夢を見ます。
それによって彼の心が騒ぎ、
眠れなくなるのです。

王は国中で夢を説き明かすことが
できそうな者たちを呼び寄せます。
けれど彼らにどのような夢を見たか、
教えないのです。

王は夢を教えたら、
彼らが適当に答えて、
報酬を得ようとするのではないかと
疑っていたからです。

これによって知者たちは
困ってしまいます。
彼らが言うように、
人の心のうちを明らかに
できる人などいないからです。

それを聞いて王は大いに怒り、
バビロンの知者たちをすべて
滅ぼせと命じるのです。
このことはダニエルたちにも及びます。

王には信頼できる助言者が
いなかったようです。
だからこそ捕囚のユダヤ人の中から
自分に仕える者を選んだのでしょう。

彼は本当に必要なときに
必要な助けを与えてくれる
真の助言者を求めていました。

私たちには、真の助言者がいるでしょうか。
何か悩み苦しみがあるとき、
それを打ち明けられる人が
与えられているでしょうか。

また私たちにとって大きな恵みは、
私たちのすべてをご存じで、
私たちに常に寄り添って
助けてくださるイエス様がおられることです。

ですから思い煩いをすべて
主イエス様に委ね、
主の助けを待ち望みましょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、私たちの助言者、

助け手であるイエス様を感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。