【日々のみことば】11月7日

たとえそうでなくても[ダニエル書 3:1-18]

私たちが仕える神は、
 火の燃える炉から私たちを
救い出すことができます。
             ダニエル3:17

ネブカドネツァル王は、
金の像を造ります。
これは自分の権威を
知らしめるためでした。

そして金の像を拝まない者は
火の燃える炉に投げ込まれると
宣告されるのです。

そのような宣告がなされても、
ダビデとともに王に仕えるために
選ばれた3人は金の像を拝みませんでした。

それが王に伝えられると、
王は怒り狂い、
3人を連れて来るように命じます。

そして王は彼らにもう一度
金の像を拝むチャンスを
与えるのです。

その時、王はどの神が自分の手から
彼らを救い出せるだろうかと
言うのですが、彼らははっきりと
王に答えます。

自分たちが仕える神が
火の燃える炉から、王の手から
救い出してくださると。

さらに「たとえそうでなくても」
王の神々には仕えず、
金の像を拝まないと告げるのです。

彼らはどんなに脅されても、
追い詰められても、
主への信頼が揺るぎません。

また、もし自分たちの願うように
ならなかったとしても、
ほかの神々を拝み、
主を裏切ることができないと堅く誓うのです。

私たちは、どうでしょうか。
主がこのようにして、ああして、
救ってくださいます。
それ以外に方法はないのです。

そんな風に自分の考えを押しつけ、
自分の思ったようにならないと
文句を言ったり、つまずいたり
することがないでしょうか。

「たとえそうでなくても」と
いう信仰は私たちの歩みにおいて
とても大切です。

自分の願うような救いではなくても、
主は私を助け、
最善を成してくださることを信じ、
歩んでいくことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたの最善が今日も

あなたにあって行われることを信じます。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。