【日々のみことば】11月9日

王の見た夢[ダニエル書 4:1-18]

私は、聖なる神の霊がおまえにあり、
 どんな秘密もおまえには
難しくないことを知っている。
           ダニエル4:9

以前、ダニエルに夢の意味を
説き明かしてもらった
ネブカドネツァル王は、
再びダニエルに尋ねます。

王はダニエルには神様の霊が
ともにあり、どんな秘密でも
明らかにできると信じているのです。

けれど、その夢の意味は
夢の中ですでに王に
示されています。

17節の後半にあるように、
いと高き神様が人間の国を支配し、
これをみこころにかなう者たちに与え、
人間の中の最も低い者をその上に立てること。

すなわち王が主の主権を認め、
主の前にへりくだって、
人間の国を治めるようにとの
主の警告でした。

でもそれを王は理解しようとしません。
いや、主のみこころは明らかなのに、
その事実を見ようとしないのです。
これが大きな問題でしょう。

私たちも主のみこころが明らかなのに、
それから目を背けてしまうことがあります。
主は私たちに多くの警告を与えられ、
主の主権を認め、へりくだることを待っておられるのです。

今日も主が明らかにしてくださることに、
目を留め、主の前に謙遜に
歩むことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、あなたのみこころから

目を背けることがありませんように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。