【日々のみことば】11月11日

動揺する王様[ダニエル書 5:1-16]

「王よ、永遠に生きられますように。
 いろいろと思い巡らし
 動揺してはいけません。
 顔色を変えてはなりません。
           ダニエル5:10

ベルシャツァル王は父ネブカドネツァルが
主によってへりくだらされたことを忘れ、
主の前に高慢になり、主の御名を汚し、
主の怒りを起こさせます。

主は王宮の壁に文字を書くのです。
その様子を見た王は顔色が変わり、
動揺し、震えます。

またその文字の意味を示すように
国中の知者たちを呼びますが、
だれもその意味を王に
告げることができないのです。

その時、王の母が王の
ところにやって来ます。
彼女は王に、父の時代に
夢を説き明かした
ダニエルを推薦するのです。

王の母は、自分の夫に起こったこと、
そしてダニエルによって夢が
説き明かされたことのすべてを
心に留め、冷静に対処します。

私たちはベルシャツァル王のように
何か思いがけないことがあると、
すぐに顔色を変え、
動揺することがないでしょうか。

または今までの歩みを振り返り、
主がすべての主権者であることを信じ、
主の助けを待ち望むことが
できているでしょうか。

動揺し、恐れているとき、
主に立ち返り、主のみわざを
思い巡らすことができたら幸いです。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、思いがけないことが起こった時、

動揺せずにあなたのみわざに
 思いを巡らすことができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。