【日々のみことば】5月1日

仰ぎ見ると生きる[民数記 21:1-20]

その人が青銅の蛇を仰ぎ見ると生きた。
             民数記 21:9

イスラエルの民は、
またまた我慢できなくなり
主に逆らいます。

彼らが忍耐できなくなる
原因は空腹、欠乏。
そして先が見えない歩みも
そうだったのかもしれません。

しかも彼らはマナが
与えられていたのに、
それに満足せずに、
文句を言うのです。

この民の反逆に対して
主は蛇を送られ、
蛇にかみつかれた人々は
死にます。

そのとき、民は主に立ち返り、
モーセの前に罪を告白するのです。
そしてモーセにとりなしてくれるように
願います。

その願いをモーセは聞いて、
彼が主に祈ると、
主は旗ざおにつけられた燃える蛇を
仰ぎ見れば生きると約束されるのです。

実際に、蛇にかまれた人が
青銅の燃える蛇を仰ぎ見ると、
生きました。

この青銅の燃える蛇を
仰ぎ見るという行為は、
どのような意味があったのでしょうか。

主は不従順のゆえにご自分を見失っていた
彼らが、もう一度、ご自分を仰ぎ見て
救われるようにという意味があったのでしょう。

私たちも罪によって死ぬべき者でしたが、
イエス様の十字架を仰ぎ見ることによって
生きる者とされています。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、イエス様の十字架を仰ぎ見て

救われていることを感謝します。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。