【日々のみことば】7月1日

テトスの使命[テトスへの手紙 1:1-9]

私が使徒とされたのは、
神に選ばれた人々が信仰に進み、
敬虔にふさわしい、
真理の知識を得るためで、
           テトス1:1

テトスへの手紙は、パウロがクレタに
残したテトスに宛てたものです。
テトスの使命はクレタの町ごとに
長老たちを任命することでした。

その使命を果たすのは、
テトスにとって簡単なことでは
なかったようです。

さてパウロはまず自分が今、
使徒とされているのは、
神様に選ばれた人たちが、
信仰に進むため。

そして敬虔にふさわしい、
真理の知識をえるためでした。
この宣教を救い主である神様から
委ねられたと述べるのです。

これはクレタの反対者たちが、
パウロが勝手に宣教をしているとの
非難を回避するたでした。

続いてパウロは長老となる人の
資質について教えています。
この条件を見ますと、だれも
長老になれないような気がするのです。

でも混乱期にある教会にあって、
このようなリーダーが
必要であったことは確か。

そして長老たちは自分が
主の求められる長老として
ふさわしいかをチェックするためにも
これらは大切な教えでした。

私たちもいつも自分が
神の子にふさわしく
歩めているかをみことばによって
チェックする必要があるでしょう。

自分には到底無理だと
諦めるのではなく、
ふさわしい者へと
変えてくださいと祈る。

この祈りを主は聞いてくださり、
私たちをキリストの似姿に
日々変えてくださるでしょう。

主よ、あなたに信頼します。あなたを愛します。
 父なる神様、イエス様によって救われ、

あなたの子とされた者として
 ふさわしく生きることができますように。

*聖書箇所は「日々のみことば」
   (日々のみことば出版委員会)にもとづいています。